キム・スヒョン主演『サイコだけど大丈夫』最終話まで一気見オススメ／あらすじ＆作品解説！

ソン・ヘギョとパク・ボゴム主演のラブストーリー『ボーイフレンド』のオープニング映像を担当したイラストレーターのチャム・サン氏が本作の童話のイラストを手掛けています。

「悪夢と食べた少年」

ムニョンのように悪夢に苦しむ少年の話。
トラウマの記憶から逃げるのではなく、忘れず乗り越えて成長するというメッセージが込められた童話です。
１話に登場したこの絵本は、ムニョン、サンテをはじめとするトラウマ持つ人たちのテーマでもあります。
特に、サンテがこの絵本を教訓に、どうやって蝶のトラウマを乗り越えていくかがドラマの大きな見どころポイントの１つになっています。

「ゾンビの子」

ただ食べるだけに生きていたゾンビの子供が、母親の温もりを知るという話。
ムニョンの最新刊として登場しますが、内容が残酷すぎるという批判をうけて、販売停止となりサンサンインサン出版が倒産に追い込まれます。
ガンテは、サンテにばかり愛情をかけていた母親を疎ましく思っていました。
「ゾンビの子」を読んだガンテは、母の温もりを求め続けた自分を思い起こします。
ガンテがムニョンに心を寄せたきっかけの絵本でもあります。

「春の日の犬」

気持ちを隠している犬が、夜になるとクーンと泣き、首ヒモを切りたくても、長く繋がれていたせいで首ヒモの切り方も忘れてしまった話。
サンテはガンテが、「春の日の犬」のように心が苦しいと「クーン、クーン」と泣いていると言いました。
ガンテが苦しんでいる事を、サンテらしく心配するエピソードです。
さらに、母親の悪夢に苦しんでいたムニョンが、「春の日の犬」のように繋がれていた首ヒモ＝長い髪を切って解放されていきます。

「本当の顔を探して」

ムニョンが新作の挿絵作家をサンテに依頼して、自分たちの物語を作っていきます。
ガンテは「自我失った少年」、ムニョンは「感情のない空き缶姫」、サンテは「箱にこもるおじさん」。
３人はキャンピングカーに乗り、様々な人と出会い、トラウマを乗り越えていく話。
最終回に向けて、彼らがどんな結末を迎えるかも、絵本とシンクロしていきます。
キャンピングカーで旅する３人それぞれの結末は、最後まで見逃せません！

「大丈夫じゃないけど大丈夫！」とは？

OK精神病院のモットーでもあり、ドラマのテーマにもなっています。
ムニョンが患者たちに影響を与え、ムン兄弟はムニョンと患者たちに関わっていく事で、自らが抱えている傷とも向き合っていきます。
目に見えない病気だからこそ治療が難しい、心の病、傷や鬱、トラウマ。そういったテーマを毎エピソード扱い、心の治療と癒しを見出していくドラマです。

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