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公開日 2022/01/08 18:00
変更日 2024/07/24 10:42
(c)2016 Studio Dragon & ASTORY
根強い人気を誇る韓国ドラマ『シグナル』が無料放送 J:テレにて1月10日(月)より放送スタート。『ミセン-未生-』の演出家が手掛け、百想芸術大賞など多数の賞を受賞した。韓国ドラマ史に残る名作『シグナル』の見どころを徹底解説します!
韓国では、実在の未解決事件をきっかけに、2015年に殺人罪の公訴時効が廃止となった。『シグナル』は、そんな時代背景に着想して脚本が作られている。
劇中の事件は、韓国で実際に起きた過去の凶悪事件を彷彿とさせるものがいくつかあり、それによって、タイムスリップという非現実的な設定でありつつも、身につまされるほどリアルなストーリーに仕上がっているのだ。
3人の主要人物と、彼らの運命を左右する未解決事件を紹介する。
警察嫌いのプロファイラー。
ベテラン刑事や係長にも食ってかかる生意気な面があり、捜査の為に大胆な行動にも出る。
犯人を分析する鋭い頭脳を持ち、過去の警察のずさんな捜査を非難していた。
だが、ジェハンを通じて未解決事件を解決しながら、過去を変える責任の重さに苦悩していく。
韓国ドラマ「シグナル」
(c)2016 Studio Dragon & ASTORY
誘拐事件の目撃者になる前、1999年に起ったインジュ市女子高生集団暴行事件の主犯格としてヘヨンの兄ウヌが逮捕され、少年院へ収容された。
ヘヨンは加害者家族というレッテルを貼られ、父親はヘヨンを連れてインジュを出て、母親と離れ離れとなった。
ウヌの無罪を信じていたヘヨンは、何もできない無力さに打ちひしがれ、孤独な人生を送っていた。
ウヌは成績優秀の優等生だったが、へスンも含め事件の当事者たちが全員ウヌを犯人に仕立て上げた。高校生になったヘヨンは、金とコネがないウヌが犯人にされたのだと知る。
インジュ事件こそヘヨンとジェハンが繋がる、全ての始まりだった!
韓国ドラマ「シグナル」
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ヘヨンが壊れた無線機で交信する過去の刑事。2000年に賄賂事件の罪に問われて失踪、2015年の現在も生死不明となっている。
不器用だが、正義感が強くて情に厚い。
ヘヨンと事件の真相を解き明かしていくうちに、金とコネで野放しになっている犯罪者に憤りを感じ、何があっても諦めないという志を抱いていく。
韓国ドラマ「シグナル」
(c)2016 Studio Dragon & ASTORY
ジェハンがヘヨンとはじめて無線機で交信した事件であり、刑事としてのターニングポイントとなった。
2015年では未解決事件専門チームが最初に再捜査する事件となる。
ヘヨンからの情報によって、ジェハンは8人目の犠牲者を助ける事ができた。
以降、ヘヨンは過去のジェハンに事件の情報を伝え、次の被害を阻止しようとする。
だが、ジェハンの初恋の相手であるキム・ウォンギョンが事件に巻き込まれてしまう。
ヘヨンとジェハンがこの凶悪事件を阻止できるのかが見どころ!
未解決事件専門チームのチーム長。
90年代では、ジェハンが所属する強行班に派遣された新人だった。
ジェハンに想いを寄せる初々しい新人時代と、2015年にチームを率いるクールでタフな姿とのギャップが見どころ。
15年前から密かにジェハンを捜している。
韓国ドラマ「シグナル」
(c)2016 Studio Dragon & ASTORY
1995年の“大盗事件”という窃盗事件で服役していたギョンテが出所し、誘拐事件を起こす。
一刻を争う誘拐の救出に、スヒョンのチームも捜査に加わった。
ギョンテは誤認逮捕され、その時に娘が乗っていたバスが橋の崩壊によって落下して亡くなった。彼は娘を助けられなかったショックで、警察に強い恨みを抱き続けていたのだ。
捜査ミスや誤認逮捕で、人の命や人生がかかってしまう事を改めて考えさせられる。
ヘヨンは現在を変える為に、過去のジェハンに助けを求めた。
“大盗事件”の真犯人を追求していくうちに、その裏で仕組まれた陰謀や殺人も明らかになっていく。
韓国ドラマ「シグナル」
(c)2016 Studio Dragon & ASTORY