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2月10日は春節!ドラマ『尚食』『結婚って、幸せですか』など華流ドラマで見る縁起の良いメニューまとめ

公開日 2024/02/10 15:00

変更日 2024/09/09 11:44

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春節とは、中華圏のお正月のこと。2024年は2月10日で、17日(土)までの8日間が連休になるそうです。この期間、日本のおせちのように、食べ物でゲン担ぎをする人も。そこで今回は、中国で春節に多く食べられている縁起の良いメニューをご紹介。華流ドラマで見たことのあるあの食べ物も登場するかもしれませんよ。

春節

横浜中華街 正月朝景

一般的に春節は普段離れて過ごす家族が集まり、縁起の良い食べ物を食べる日として知られています。
とくに年越しの食事は、「年夜饭(nián yè fàn)」と呼ばれ、家族で伝統的な食事をする人が大半です。
ただし中国全土で統一されたメニューはなく、食べ物も地域や家族によって差があるそう。
そこで今回は、広く食べられている春節の縁起の良い食べ物を紹介します。

蒸し魚

まずは、丸ごと蒸した魚です。魚は、中国語の「余」(ユー)と同じ読み方をします。そのため、「年年有余(余裕のある豊かな生活)」を連想させる「年年有魚」として、長江南部付近の春節の定番メニューです。
魚は1匹をそのまま蒸して醤油で味付けするか、丸ごと揚げてソースで調理します。
ただ豊かな生活が残るように、テーブルに並んでもほとんど手を付けないや、身を食べても、頭と尾は残して縁起を担ぐ場合もあるなど地域によって違いもあるようです。

餃子

水餃子

餃子は、中国北部の春節で多く食べられる定番メニューです。
縁起が良いとされている理由は2つ。
まずは餃子の形が、中国で昔に使われていたお金の形に似ているため、富の象徴といわれています。
もう一つは、餃子の中国語読み「ジャオズ」が、子孫繁栄を意味する「交子」と同音異義語であるため。
餃子は、家族団らんを象徴する食べ物とされています。

台湾ドラマ『結婚って、幸せですか』では、夫婦円満の秘訣を餃子の皮に例えるシーンがありましたね。
地域によっては、大晦日の夜に家族で餃子を作り、新年を迎えた1時(子の刻ごろ)に食べる文化もあるそう。
中国の春節で食べられる餃子には、栗の実、なつめ、落花生を入れてやや甘めに作られることが一般的です。
餃子の餡に硬貨を入れて、年の運勢を占うこともありますよ。

餃子は、中国北部の春節で多く食べられる定番メニューです。
縁起が良いとされている理由は2つ。
まずは餃子の形が、中国で昔に使われていたお金の形に似ているため、富の象徴といわれています。
もう一つは、餃子の中国語読み「ジャオズ」が、子孫繁栄を意味する「交子」と同音異義語であるため。
餃子は、家族団らんを象徴する食べ物とされています。
台湾ドラマ『結婚って、幸せですか』では、夫婦円満の秘訣を餃子の皮に喩えるシーンがありましたね。
地域によっては、大晦日の夜に家族で餃子を作り、新年を迎えた1時(子の刻ごろ)に食べる文化もあるそう。
中国の春節で食べられる餃子には、栗の実、なつめ、落花生を入れてやや甘めに作られることが一般的です。
餃子の餡に硬貨を入れて、年の運勢を占うこともありますよ。

春巻

春節に食べられる春巻

春巻は、「春」という漢字が含まれる新しい季節を連想させる春節の定番メニューです。
具がたっぷり詰まった春巻を平らげることで、終始一貫を意味するとされています。
また揚げられた春巻は、見た目が金塊に見えるため、繁栄を象徴するという説も有力です。
上海や江西、香港など、幅広い地域で食べられていますよ。
日本でも手には入りやすい食べ物なので、春節のタイミングで食べてみても良いですね。

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さとひろろ