公開日 2023/08/01 20:30
変更日 2024/06/20 14:28
OSAKA, JAPAN - NOVEMBER 30: (EDITORIAL USE ONLY) Actor Kentaro Sakaguchi attends the 2022 MAMA Awards at Kyocera Dome on November 30, 2022 in Osaka, Japan. (Photo by Christopher Jue/Getty Images)
坂口健太郎主演ドラマ『CODE-願いの代償-』が、動画配信サービス「TVer」の合計再生数1000万回を突破!(※1話~4話配信時点)原作となった台湾発の華流ドラマ『コード/CODE 悪魔の契約』との比較を解説。
日本版の主人公の設定やストーリーは、台湾ドラマシリーズがベースになっている。
“コード”をインストールするきっかけは、台湾ドラマ版ではレンジエ刑事が“コード”の黒幕と思われる謎の人物からダイレクトに連絡があり、やり取りしている。レンジエ刑事を挑発し、操ろうとする黒幕との会話がドラマに緊張感を与えている。
日本版の二宮刑事は、台湾映画版のアレックスと同じく、同級生からの紹介で“コード”のQRコードが送られてくる。その同級生が成りすましの仕業だったという展開も、台湾映画版と日本版が共通している。
台湾映画版では主人公アレックスの単独視点で描かれ、人の欲望による深層心理をつき、緊迫感がある演出になっている。
アレックスが陥った“コード”の罠から派生した事件がドラマシリーズへと繋がり、事件解明に挑む刑事が主人公となって登場することでストーリーのスケールをより拡大させている。
さらに、複数の人物が事件に関与していくことによって、映画版では見られなかった“コード”のシステムの全容が明らかになっていくところが台湾ドラマ版の見どころだ。
日本版では、“コード”を利用する人たちをプレイヤーと称し、プレイヤーたちのエピソードを描きながら、彼らの任務が連鎖して事件が発生するさまを同時進行で描いている。
台湾版のラストで語られる“コード”のシステムが、日本版では最初から分かりやすくストーリーとして組み入れられているのだ。プレイヤーたちの欲望がぶつかり合って起こる悲劇と、その不条理さが浮き彫りになっていくエピソードが日本版の見どころだ。
『CODE -願いの代償-』
読売テレビ・日本テレビ系にて、毎週日曜・夜10時30分~放送!
※「TVer」にて見逃し配信あり
CODE|読売テレビ・日本テレビ系
※詳しくは公式サイトをチェック!