公開日 2021/08/30 14:04
変更日 2024/06/20 14:33
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韓国での日本人イケメン俳優人気は根強い。美容大国である韓国では、特に美意識には厳しく、イケメンであることは絶対条件として「国宝級」でなければお眼鏡にかなわない。そこであまたのイケメン俳優たちの中から、韓国での人気が特に高い国宝級のイケメン“四天王”俳優をご紹介する。
(C)2019映画「キングダム」製作委員会
2011年に仮面ライダー俳優としてキャリアをスタートさせた吉沢亮は、『オオカミ少女と黒王子』(2016)で共演した二階堂ふみから「平成のアラン・ドロン」と言われる程の美貌の持ち主。2018年には『ViVi』の名物企画で「国宝級イケメン」にも認定されている。映画、ドラマ、舞台と徐々に頭角を現していった吉沢は、中国の春秋戦国時代の大河巨編『キングダム』(2019)で演じた戦争孤児と王役を一人二役が高く評価され、第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。本作での熱演は単なるイケメン俳優の枠を越えて若手演技派としての吉沢のイメージを強固なものにした。
吉沢の韓国での人気ぶりは圧倒的で、第72回カンヌ国際映画祭でのパルムドール、第92回アカデミー賞作品賞受賞という快挙を成し遂げた『パラサイト/半地下の家族』(2019)の巨匠ポン・ジュノ監督は吉沢のファンであることを公言している折り紙付き。日本でのプレミア上映では、ジュノ監督と主演のソン・ガンホとともにサプライズゲストとして登壇している。ジュノ監督もその美貌を褒めちぎるように、美意識の高い韓国でも「国宝級イケメン」の名に恥じることはない名実ともに人気と実力を兼ね備えた注目の若手俳優だ。