公開日 2024/04/21 11:45
変更日 2024/09/11 16:03
'The Golden Era' - Premiere - 71st Venice Film Festival - in the photo: Shaofeng Feng (Photo by Giulia Candussi/Corbis via Getty Images)
2024年4月からBS12 トゥエルビで放送される明代を描いた壮大な物語『永楽帝~大明天下の輝き~』。細部までこだわった衣装や迫力満点のバトルシーンが見どころです。今回は本作のキャストやあらすじなど、作品の魅力を詳しく紹介していきます。
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「#永楽帝 ~大明天下の輝き~」
DVD-BOX3⃣
国を愛した。民を愛した。家族を愛した――。#ウィリアム・フォン、#チョン・イー、#チャン・フォンイー ほか、レジェンド級のキャストが豪華共演!
公式HPhttps://t.co/N5ODa36ejg#山河月明 #馮紹峰 #成毅 #張豊毅 pic.twitter.com/ViMQCgMHcb
燕王の朱棣は、明の建国者である洪武帝の4番目の息子でした。軍事戦略家の才能があった朱棣でしたが、父親の後継者には選ばれません。
さらに、自分への事前相談なしに進められた結婚計画に抗議して朱棣が逃げ出し、その結果皇宮が大騒動に陥ったこともありました。
そのような中で後継者に選ばれたのは、早くに亡くなった長兄の朱標の息子朱允炆でした。皇太孫になった朱允炆は第2代皇帝の建文帝として即位します。
即位した後の建文帝は、自分の地位を守るために多くの皇族の地位を剥奪。建文帝に反発した朱棣は北平から軍を起こし、首都の南京を落としました。
その後朱棣は第3代皇帝として即位し永楽帝と名乗ります。その後首都を北平に移動したり、「永楽大典」の制作を命じたりと、明王朝の黄金期を築くのでした。
馮紹峰は、1978年10月7日生まれ。幼少期から、バイオリンを習い、劇団に所属するなど芸術的な環境に身を置いてきました。
上海戯劇学院演技本科を卒業後、芸能活動を本格的に開始しました。2011年の『宮 パレス 〜時をかける宮女〜』で大ブレイクし、『蘭陵王』や『明蘭~才媛の春~』などに出演しています。
中国だけでなくアジアや欧米での人気も高く、映画『西遊記 女人国の戦い』、『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』は、欧米でも注目を集めました。
馮紹峰が『永楽帝~大明天下の輝き~』で演じたのは、後の永楽帝である朱棣の壮年期以降。
朱棣は幼いときから軍事に優れて、皇太子である朱標を護ることを己の役割と感じていました。17歳で北平に向かい国を外敵の襲撃から守っていました。その後朱標が亡くなり、運命が動き出します。
陳宝国は、1956年3月9日生まれ。素晴らしい演技をする役者だと「国家一級演員」にも選ばれています。
妻は女優の趙奎娥で、息子の陳月末と本作で共演しています。
代表作は『大明王朝 〜嘉靖帝と海瑞〜』、『則天武后』や『燃ゆる呉越』など。
『永楽帝~大明天下の輝き~」では、初代皇帝・朱元璋役です。強いだけでなく、思い悩むこともある朱元璋の表情の変化に注目してみてください。
穎児は湖南省出身の1988年12月12日生まれです。
悪役を務めた『宮廷の諍い女』が大きな話題となり、人気女優の仲間入りを果たしました。演技力が高く評価されており、歴史ドラマやロマンスドラマに数多く出演しています。
本作で穎児が演じたのは、永楽帝の妻である徐妙雲。靖難の変では、永楽帝が不在の北平をわずかな兵と徐妙雲が守ったとされています。
史実でも夫婦仲は良く、永楽帝と徐妙雲の間には7人の子どもが誕生しました。
『永楽帝~大明天下の輝き~』でも、賢く料理上手な女性として描かれています。
何晟銘は、1975年7月9日生まれの俳優・歌手です。
1995年に歌手として芸能界に入り、その後2008年にドラマ『江湖の薔薇』で本格的に俳優として活動を始めました。
代表作は、『宮 パレス2~恋におちた女官~』、『則天武后~美しき謀りの妃』、『琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~」など。
『永楽帝~大明天下の輝き~』では父親から愛されていたものの、早世した朱元璋の長男で第一皇子の朱標を演じました。
陳月末は、1983年7月29日生まれ。
父親は本作で朱元璋役を演じている陳宝国で、親子で共演をしています。母親は、女優の趙奎娥です。
主な出演作は、『你好,昨天(原題)』、『老中医(原題)』など。
『永楽帝~大明天下の輝き~』では、朱元璋の孫で、朱標の2番目の息子である明朝第二代皇帝・建文帝こと朱允炆を演じました。
靖難の変では軍の数で勝っていた建文帝でしたが、カリスマ的な軍事力を持つ朱棣に敗北。その後の史実では、建文帝の即位の事実はなかったことにされていました。
張豊毅は湖南省長沙市出身の1956年9月1日生まれの俳優です。
代表作は、『レッドクリフ Part 1』、『さらば、わが愛/覇王別姫』など。第46回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞にも輝いています。
本作で演じたのは、徐妙雲の父親で朱元璋の良き理解者である徐達です。徐達は明朝建国の功労者として知られ、明朝の基盤を確固たるものにした功労者の一人といえます。
主人公の少年期を演じたのは、1990年5月17日生まれの注目の若手俳優の成毅です。
成毅は2011年に『則天武后~美しき謀りの妃』で芸能界入りし、数多くのヒット作に出演しています。
代表作は、『琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~』や『与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~』など。
『永楽帝~大明天下の輝き~』では、徐妙雲との結婚を拒否して家出をする若き日の永楽帝を演じています。
勢いのある若手俳優の見事な演技力に注目してみてください。