パリオリンピックの雰囲気が味わえる！フランスを舞台にした韓国ドラマ特集

ショッピング王ルイ（2016年）

あらすじ

ルイ（ソ・イングク）は幼少期に事故で両親を失い、唯一の血縁である祖母が会長を務める黄金財閥の支援を受けながらフランスの大邸宅で使用人に囲まれて育ちました。
物質的には何不自由ない生活を送りながらも孤独だったルイは、無類の買い物好き。周りからは、天才的な目利きの才能から「ショッピング王」と呼ばれていました。
あるとき15年ぶりに韓国に戻り、慣れない運転で事故を起こしたルイは記憶を失い、無一文のホームレスになってしまい…。

作品のおすすめポイント

主人公の名前は、フランスの王様ルイから着想を得たと考えられます。ルイの生活能力の無さから巻き起こる騒動がとてもコミカル。一方でルイの記憶喪失に関するサスペンス要素もあり、奥行きも感じられます。

ルイを演じたソ・イングクは、ドラマが放送されたときに第11回アジアドラマカンファレンスで＜特別賞＞に輝いています。ファッションやショッピングの要素も多く、放送当時の韓国のトレンドスタイルを感じられるでしょう。

楽しく視聴できる作品を探している人におすすめです。

君のハートに魔法をかけろ（2021年）

あらすじ

チェ・ジウ（ソンジュン）は祖父の遺産を受け取るために韓国に帰国しますが、相続したのは古びた家だけでした。ジウはその家を改装し、昼のみ営業のカクテルバーを開くことにします。
そのような折にフレンチシェフ志望のソ・ジュンヒ（イム・ジヨン）と出会い、アルバイトの厨房係に雇いました。最初は衝突が多かった2人でしたが、次第にお互いを愛おしく思うようになります。
ただ遊び人に見えるジウは過去に傷を抱えており、前向きなジュンヒに惹かれるも素直になれず･･･。

作品のおすすめポイント

フランスといえば、グルメ大国でお馴染みです。世界三大料理の1つに数えられ、高級感があります。

『君のハートに魔法をかけろ』ではヒロインがフレンチシェフを目指していて、フランスでシェフの勉強をするという展開があります。

ドラマを見ていると、フランス料理に興味が出てくることでしょう。財閥の御曹司と夢を追いかける平凡な女性との身分差のある恋の行方にも注目です。

愛の温度（2017年）

あらすじ

夢を求めて大企業を去り、脚本家のアシスタントに転身したヒョンス（ソ・ヒョンジン）。
とあるイベントでジョンソン（ヤン・セジョン）という若手フランス料理人と出会います。年下のジョンソンから思いがけぬ告白を受けたヒョンスは戸惑いを隠せません。しかし徐々に2人の距離は縮まり、2人は交際することに。
ジョンソンのフランス留学を機に、2人は一旦別れを選びます。しかし5年の時を経て奇跡的な再会を果たすことになり…。

作品のおすすめポイント

『愛の温度』では、年下でフランス料理のシェフであるジョンソンと大人女子ヒョンスの胸キュンラブストーリーが見どころです。2人はジョンソンのフランス留学をきっかけに、心が離れてしまいます。

韓国ドラマでは、重要人物が海外留学に行く設定が良く見られるものです。『愛の温度』でも男性側がフランス留学に行ったことで、2人の関係がよりドラマチックになったと感じられます。

ジョンソンが帰国したことで、ひょんなことから2人は再会しお互いに惹かれあうのでした。フランスでの修行を通じて成長したジョンソンが、どのようにヒョンスの心を取り戻すのか目の離せない展開が続きます。

ラブコメが好きという人も大満足できる作品といえるでしょう。