中国の大ヒットBLファンタジー時代劇『陳情令』キャストとあらすじは？【ネタバレ】

1～20話までのあらすじ(※ネタバレあり)

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不夜天の戦いで、罪を着せられ断崖から身を投げ命を落とした魏無羨(ウェイ・ウーシエン)。それから16年後、魏無羨は蘭陵金氏宗主の隠し子・莫玄羽の身で蘇る。その矢先、莫家はお祓いのために姑蘇藍氏から仙師を招くが、手強い悪霊に苦戦。応援にやってきた藍忘機(ラン・ワンジー)が悪霊を退治すると、刀に宿った霊を見て魏無羨の姿に気づく。

時は16年前にさかのぼり、雲深不知処で藍氏宗主による座学が行われていた。天下を治める5大世家のうち、藍(ラン)氏、江(ジャン)氏、聶(ニエ)氏、金(ジン)氏の弟子たちが集まり、魏無羨もまた江厭離(ジャン・イェンリー)、江澄(ジャン・チョン)の姉弟と連れ立って参加。しかし第一印象が悪く、自由奔放でルールに従わない魏無羨は、冷静沈着で無口な藍忘機から疎まれていた。そこへ招状を持たない温氏の弟子たちが隠密な目的を持って現れる。

ある日、裏山の冷泉で洞窟に落ち、すでに他界している姑蘇藍氏唯一の女宗主・藍翼(ラン・イー)と出会った魏無羨と藍忘機。彼女は数百年前に薛重亥(シュエ・チョンハイ)が怨念を吸わせた陰鉄によって起きた一連の出来事を話す。当時5大世家が鎮めいくつかの欠片として隠したという陰鉄が、世に現れれば災いを起こすと聞いた魏無羨と藍忘機は欠片を集め鎮めることを誓うのだった。

呼応し合う陰鉄の欠片を頼りに、他の陰鉄を探しに行く藍忘機を魏無羨が追いかける。大梵山の村に行きついた彼らは、20年前に村人たちが舞天女の像に襲われ温情(ウェン・チン)と温寧(ウェン・ニン)の姉弟だけが生き残ったことを知る。彼らを育てた温氏宗家・温若寒(ウェン・ルオハン)が舞天女の像から陰鉄を取り出し村人たちの命が奪われたと考える魏無羨だが、温若寒への義理を重んじる温情は口を閉ざしてしまう。

その後、雲深不知処が温若寒の息子・温晁(ウェン・チャオ)に襲われ弟子たちを助けた藍忘機は怪我を負う。そして半ば強制的に温氏の訓学に集められた4家の師弟たち。彼らが温晁の横暴に耐える中、魏無羨は口達者に歯向かってみせる。妖獣を倒すため向かった慕渓山で温晁は一人逃げてしまう。藍忘機が妖獣と闘った魏無羨を助け、金子軒(ジン・ズーシュエン)の計らいで救出されるのだった。

しかし、その後江澄と雲霧に戻った魏無羨のもとに温晁の手下が現れ、江氏宗主の妻・虞夫人が江澄と魏無羨を守り江氏宗主とともに殺されてしまう。追っ手に捕らえられた江澄は温寧によって救出され、魏無羨と温情の協力で無事回復する。雲夢江氏の惨劇により三大世家は共同で決起。蘭陵金氏のもとに各派の師弟たちが集まり、温氏討伐に向かう。

温晁に捕らえられた魏無羨は、人間が入ると生きては出られないという乱葬崗に落とされる。そこで目を覚ました魏無羨は黒い怨念がまとわりついた剣を手にするのだった。藍忘機と江澄が温晁たちを追っていると邪を招く護符を見つける。温晁たちの前に笛の音と共に現れた魏無羨は以前とは様子が違っていて…。