愛憎復讐劇にハマる！韓国ドラマ『ルビーの指輪』のあらすじとキャストを紹介【ネタバレ】

韓国ドラマ『ルビーの指輪』

『ルビーの指輪』は、2013年8月19日～2014年1月3日(平日19時50分から)に韓国のKBS2で放送された全93話からなるテレビドラマ。『若者のひなた』などの大ヒットドラマで知られるチョン・サン監督が演出を手掛けたドラマです。

『ルビーの指輪』は、同じようなマクチャンドラマ(現実的でない設定や急展開を繰り返すドラマ)として人気を集めた同時期放送の『オーロラ姫』をも超える高視聴率を記録。当初は80話として計画されていましたが、視聴率の上昇により93話に延長されました。

現代社会に蔓延する整形や嘘を批判する意図で制作されたという本作は、姉妹の顔が入れ替わるという設定から“韓国版フェイス・オフ”と称され、あまりにも衝撃的な内容と激しいストーリー展開が注目を集めるとともに、最高視聴率は24.6％に達しました。

そして内容以上に話題を集めたのは、悪女を演じたイ・ソヨンの鬼気迫る演技。イ・ソヨンは同年のKBS演技大賞にて、相手役のキム・ソックンとともに日々ドラマ部門優秀演技賞を受賞しています。

「ルビーの指輪」あらすじ

大財閥JMグループの春川支社に勤務するルビー（イ・ソヨン）は、新たに赴任してきた本部長が元恋人のギョンミン（キム・ソックン）だと知り驚く。ルビーを忘れられずにいたギョンミンは「やり直したい」と告白。最初は拒んだルビーだったが、まだ彼を愛している自分に気づき再び交際をスタートさせる。

一方、ケーブル局のリポーターとして働く、ルビーの双子の妹ルナ（イム・ジョンウン）は、恋人でディレクターのインス（パク・クァンヒョン）の子どもを妊娠。中絶も考えるなか、姉ルビーの結婚が決まり、幸せそうな姿に激しい嫉妬を覚え…。

出典元：https://www.twellv.co.jp/program/korea/rubyring/page-rubyring-story/

性格も見た目も全く違う双子の姉妹、ルビー(イ・ソヨン)とルナ(イム・ジョンウン)。
才女で美しい姉のルビーは、職場で学生時代に訳あって別れた御曹司ギョンミン(キム・ソックン)と再会。互いへの気持ちを再確認した2人はヨリを戻し、ルビーが会長に認められたこともあり結婚することに。
一方、ワガママで気が強く問題児の妹ルナは恋人インス(パク・クァンヒョン)の子を妊娠するが、うまくいかない自分の人生に不満ばかり募らせていた。

そんな中、姉と一緒にソウルへ向かうことになったルナは、ルビーの車で交通事故を起こしてしまう。顔と身体に重傷を負ったルビーとルナ。
病院で娘たちの判別を頼まれた母ギルジャ(チョン・エリ)は、姉の服と指輪を身に着けたルナをルビーだと勘違い。先に目覚めたルナはルビーと呼ばれたことから、ルビーに成り済ますために顔をルビーそっくりに整形手術してしまう。
しかし、インスは病院で流産のことを聞き、ルビーがルナだと気づくのだった。

事故のせいで破談になりかけていたギョンミンとルビーの結婚式は、ルビーに成り済ましたルナの思惑によって執り行われることになる。
そして式当日、ルナの顔で目覚めたルビーは記憶喪失になっていた。