公開日 2023/08/18 20:00
変更日 2024/06/20 12:32
CANNES, FRANCE - MAY 27: Song Kang-ho attends the \"Elemental\" screening and closing ceremony red carpet during the 76th annual Cannes film festival at Palais des Festivals on May 27, 2023 in Cannes, France. (Photo by Marc Piasecki/FilmMagic)
『パラサイト 半地下の家族』をはじめ数々の韓国映画に出演し、韓国映画界のトップ俳優となったソン・ガンホ。いまやカンヌ映画祭の常連にもなり、世界的に愛されている俳優です。そんな彼のプロフィールや出演作品、おすすめ作品を一挙ご紹介!注目の新作映画の情報や最新ニュースもお届けします。
ソン・ガンホ(Song Kangho/송 강호)
生年月日:1967年1月17日
所属事務所:SUBLIME
出身地:慶尚南道金海市
身長:180㎝
中学生の頃から俳優を志したソン・ガンホ。
兵役のためを大学中退し、除隊後は復学せず釜山の地方劇団で演技活動を始めました。
演劇作品で活動していたソン・ガンホですが、俳優キム・ウィソンの推薦で映画『豚が井戸に落ちた日』(1996年)に出演。これがソン・ガンホの映画デビュー作となりました。
翌年には、映画『ナンバー・スリー No.3』で大鐘賞新人男優賞、青龍映画賞助演男優賞などを受賞し注目を集めます。
その後、『シュリ』『JSA』などヒット作に出演し、さらに知名度を高めていきます。
ソン・ガンホ本人も韓国メディアのインタビューで「『反則王』と『JSA』という二つの映画が封切りした2000年は、俳優人生初期の分岐点になった」と語っています。
『シュリ』『JSA』に出演した2000年以降も『復讐者に憐れみを』『グエムル-漢江の怪物-』『弁護人』などさまざまな映画作品に出演。
映画を戦場に活躍する実力派俳優となります。
2017年の映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作に選出され海外でも注目を集めるように。
そして翌年2018年には、『パラサイト 半地下の家族』に出演。日本でも大人気となったこの作品は、アカデミー賞作品賞、カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得するなど世界的に大ヒット。
主演を務めたソン・ガンホも、ニューヨークタイムズが選ぶ「21世紀の偉大な俳優25人」に選出されるなど、世界的に有名な韓国俳優となりました。
そして、2022年には是枝裕和監督作品の『ベイビー・ブローカー』に出演。この作品で、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞!韓国人俳優として初の快挙を成し遂げました。
1996年:『豚が井戸に落ちた日』
1997年:『グリーン・フィッシュ』『バッド・ムービー』『ナンバー・スリー No.3』
1998年:『クワイエット・ファミリー』
1999年:『シュリ』
2000年:『反則王』『JSA』
2002年:『復讐者に憐れみを』『爆烈野球団!』
2003年:『殺人の追憶』
2004年:『大統領の理髪師』
2005年:『南極日誌』『親切なクムジャさん』※友情出演
2006年:『グエムル-漢江の怪物-』
2007年:『優雅な世界』『シークレット・サンシャイン』
2008年:『グッド・バッド・ウィアード』
2009年:『渇き』
2010年:『義兄弟 SECRET REUNION』
2011年:『青い塩』
2012年:『凍える牙』
2013年:『スノーピアサー』『観相師』『弁護人』
2015年:『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
2016年:『密偵』
2017年:『タクシー運転手 約束は海を越えて』
2018年:『麻薬王』
2019年:『パラサイト 半地下の家族』『王の願い ハングルの始まり』
2021年:『非常宣言』
2022年:『ベイビー・ブローカー』