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これぞ人生ドラマ!シワン主演の韓国ドラマ「ミセン-未生-」とは?徹底解説

公開日 2023/11/04 18:00

変更日 2024/08/28 17:01

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「人生ドラマ」とも呼び声が高い韓国ドラマ「ミセン-未生-」。韓国での放送時には「ミセンシンドローム」と呼ばれる社会現象が起きたほど大人気の作品となりました。今回はそんな「ミセン-未生-」についてあらすじなども含め、徹底解説します!

2014年10月~12月に韓国のtvNで放送されたテレビドラマで、原作はウェブ漫画です。
演出は「トキメキ☆成均館スキャンダル」のキム・ウォンソク、脚本は「アラン使道伝」のチョン・ユンジョンが担当。

放送当時、韓国でコンテンツパワー指数で第2位に輝き、視聴率もうなぎ上りに。初回の第1話では2.8%でしたが、最終話の瞬間最高視聴率はなんと当時のケーブルテレビ歴代視聴率第2位の10.3%を記録し、社会的に大ヒットしました。

2015年のケーブルテレビ放送大賞では大賞、第51回百想芸術大賞ではTV演出賞・最優秀演技賞・新人演技賞を受賞するなど、賞を総なめにし、社会現象となった作品です。
会社員だけでなく、すべての働く人たちから大絶賛・共感を得て、まさに「人生ドラマ」と呼んでもおかしくないドラマとなっています。

韓国だけでなく日本の芸能界でも大きな話題となりました。キム・ウビンや2PMのジュノ、古家正亨など、名だたる有名人が賞賛したドラマなんです!

あらすじ

主人公はチャン・グレ(イム・シワン)。幼いころから棋士を目指していたグレは、父が亡くなったことがきっかけで棋士への夢を諦め、バイト三昧の日々を過ごします。
そんなグレを見かねた母は、つてを使ってグレを大手総合商社へインターンとして入社させます。子供のころから囲碁ひとすじだったグレは社会人としての経験が浅く、コピーの取り方からてこずります。

しかし同期のおかげもあり、2年契約として働けることになり、営業3課へと配属されます。
最初は何もできず、オ課長(イ・ソンミン)やキム代理(キム・デミョン)にあしらわれますが、グレの洞察力も手伝って、少しずつチームワークが生まれていきます。

一方、グレの同期であるアン・ヨンイ(カン・ソラ)は、大きな契約をとってくるなど優秀な人材ではあるものの、そのせいで男性上司から目をつけられてしまい、ちゃんとした仕事を与えられず…。

恋愛要素などはまったく盛り込まれず、韓国サラリーマンの現状・心情を事細かにリアルに描いた作品で、韓国のサラリーマンたちからも絶大な支持を集めました。
部下・上司の関係、正社員と契約社員など、さまざまな立場から働くとはどういうことなのかが描かれており、社会人の皆さんなら必ず「わかるわかる!」と共感してしまう作品となっているはずです!

豪華なキャスト陣!

チャン・グレ役 イム・シワン

棋士を目指すが断念し、2年間の契約社員として営業3課に配属されます。
高卒で学歴もなく、社会人経験もないグレは社会の厳しさを目の当たりに…。それでも持ち前の洞察力と努力でチームに欠かせない人物になっていくという役どころです。

イム・シワンはアイドルグループ「ZE:A」のメンバーで、「力の強い女 トボンスン」などで有名なパク・ヒョンシクと同じグループに所属しています。
2012年の韓国ドラマ「太陽を抱く月」で俳優デビューを果たし、演技力を絶賛されます。その後「演技ドル」と呼ばれ、ドラマだけでなくスクリーンデビューも果たしています。

この「ミセン-未生-」が初主演でしたが、今作で2015年百想芸術大賞で新人演技賞を受賞しています。
その後も「他人は地獄だ」や「それでも僕らは走り続ける」「非常宣言」など、ドラマ・映画を問わず多くの作品に出演しています。

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