公開日 2023/12/11 18:00
変更日 2024/08/30 14:54
SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 15: South Korean actor Lee Do-Hyun attends the photocall for the VALENTINO 2023 S/S collection 'Unboxing Valentino' presentation on March 15, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
イム・スジョンとイ・ドヒョン主演の韓国ドラマ「メランコリア~僕らの幸せの方程式~」。数学がメインテーマとなっており、斬新だと話題になりました。数学の天才学生と赴任してきた教師が主人公のストーリーです。
数学に向き合い、数学を愛し、数学を語らせたら1日中話すことができる数学オタク。
数学を単なる入試の1つとしか捉えない学生たちに、数式の美しさと証明の楽しさを教えるロマンチックなアソン高校の新任教師。
そんなユンスを演じたのは、イム・スジョン。
高校生の時に観た演劇に感動し、女優を目指したそう。雑誌CeCiの表紙モデルの選抜大会で大賞を受賞したことがきっかけで芸能界入りしました。
2001年の「学校」シリーズ4でドラマデビューを果たし、メインキャストを演じていました。
2003年に主演映画「箪笥」で青龍映画賞の新人女優賞。彼女の名を一躍有名にした2004年のドラマ「ごめん、愛してる」ではKBS女性新人賞・人気賞・ベストカップル賞などを受賞しています。
以降は映画「あなたの初恋探します」、ドラマ「シカゴ・タイプライター〜時を超えてきみを想う〜」「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」などに出演。ベテラン女優の一人です。
2007年に芸能活動休止を宣言しましたが、翌年の2008年に復帰しています。
今回の「メランコリア~僕らの幸せの方程式~」は2019年にtvNで放送された「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」のぺ・タミ役以来のドラマ出演になりました。
イム・スジョンはバラエティー番組に出ない女優としても有名で、デビュー後に初めて出演したバラエティー番組が、あの「西遊記」シリーズなどで有名なナ・ヨンソクPDの「ソン・ミンホのパイロット」だったのですが、デビューから20年以上での出演だったそうです。
5歳にして名門大学の数学科の学生たちも解けない数学問題をいとも簡単に解き、世間を驚かせた数学の天才。
世界中の各種数学オリンピックを席巻し、10歳でMIT(数学の最高機関)に入学するも、やがて中退してしまいます。
その後は数学の問題を解くことはなく、アソン高校でも成績最下位のふりをするほど。
しかし新しく赴任してきた教師ユンスと出会い、また数学と向き合い始めます。
そんなスンユを演じたのは若手人気俳優のイ・ドヒョン。
2017年にtvNで放送されたドラマ「刑務所のルールブック」でデビューしました。
翌年の2018年には「30だけど17です」でユ・チャン(アン・ヒョソプ)の友人トン・ヘボムを演じ、出演は多くありませんでしたが、等身大の高校生役を好演して視聴者に大きな印象を残しました。
初主演は2020年にJTBCで放送された「18アゲイン」。
離婚直前の30代後半のホン・デヨン(ユン・サンヒョン)が自身の全盛期であった高校時代に戻るというストーリーなのですが、この作品で18歳に戻った主人公役を演じました。
外見は高校生でありながらも、中身は双子の父親という難しい役どころを見事に演じ、第57回百想芸術大賞で新人俳優賞を受賞しています。
また、今年放送され大ヒットとなった「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」にも出演。
ソン・ヘギョが主演を務めたこの作品。ストーリーだけでなく、ソン・ヘギョ演じるムン・ドンウンを徹底的にいじめるパク・ヨンジン役を務めたイム・ジヨンの悪役演技が「怖すぎる!」と大注目されましたよね。イ・ドヒョンは劇中でドンウンの協力者となるチュ・ヨジョンを演じました。
本作の作家からは「イ・ドヒョンは演技が完璧だった」と大絶賛されていたんですよ。
プライベートではそんな「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」で共演したイム・ジヨンとの熱愛が発覚。
その後2人は熱愛を認め、5歳差カップルであることも話題になりました。
残念ながら今年8月14日に入隊。空軍の軍楽隊に配属されています。
除隊後の復帰作を楽しみに待ちたいですね!
アソン高校を最高にするためなら何でもする、野心のある教務部長。
アソン学園理事長の長女で、40代前半で教務部長に就任したアソン高校の実力者でもあります。
優雅な話し方、優れた処世術、幅広い人脈とカリスマ性を持っている人物。
アソン高校を上流階級だけの学校にすることを目標としている彼女でしたが、ユンスの登場で上手くいっていた計画に暗雲が…。
その後、ユンスを追い込む「スキャンダル」の黒幕となっていきます。
そんなジョンアを演じたのはチン・ギョン。
韓国ドラマ好きの方なら一度は見たことのある女優ではないでしょうか。
1998年にミュージカルでデビュー後、10数年は演劇をメインに活動していました。
2013年に公開された映画「監視者たち」で大きな注目を浴びはじめ、その後さまざまなドラマや映画に出演。
2023年はNetflixの「配達人 ~終末の救世主~」「クイーンメーカー」や、「浪漫ドクター キム・サブ3」「無駄なウソ-誰にも言えない秘密-」に出演しています。