公開日 2020/11/10 12:00
変更日 2024/06/20 17:42
語学学校 韓国語 国旗を掲げる学生たち
韓国ドラマを見ていると、よくあるシチュエーションだけど、日本人にとっては物珍しいシーンやよくわからない行動など、韓国の文化や気候などが見受けられます。今回は、“すぐ倒れる”韓国人の性格や“白いハチマキ”の意味、坂や屋根部屋が多い訳など、韓国ドラマあるあるから韓国文化などに関連付けて解説します!
韓国ドラマを見ていると、家出や宿無しになると必ずと言っていいほどサウナ『チムジルバン』に行きます。日本でいうスーパー銭湯や健康ランドのように、広い施設でリラックスできる空間として若者から中年・老人、家族層にも人気です。
ヤンモリ(羊巻き)のやり方
韓国ドラマのサウナシーンでよく見るのは、施設で貸し出されるTシャツと短パン姿に、タオルを羊のように頭にかぶるかわいいスタイルです。その見た目から『羊頭』という意味の『ヤンモリ』と呼ばれ、別名『羊巻き』ともいわれる巻き方で、フェイスタオルを三つ折りにして、両端を2~3回折り返すだけで簡単にできます。
映画『愛しのサガジ』で主演ハ・ジウォンがサウナシーンで羊巻きをしたのが最初だといわれています。そして、大ヒットドラマ『私の名前はキム・サムスン』でも主演キム・ソナがサウナで羊巻きを披露し、国民に愛され『羊巻き』が大ブレイクしました。
こうして、近年でも多くの韓国ドラマなどで、羊巻きがしたいがために登場人物をサウナに行かせ、サウナといえば羊巻きというのが定着していったのです。
チマチョゴリと韓国の伝統雑貨
今回ご紹介したのは、韓国ドラマあるあるのごく一部であり、これらの理由には諸説あるものも含まれます。ほかにも、ドラマで女性の喧嘩は必ず髪の毛を激しく引っ張り合うとか、スプーンで相手の頭を叩いてそのスプーンで食事を続けるとか、男女問わず一口が大きいとか、韓国の国民性を感じるあるあるシーンはたくさん存在します。皆さんもぜひ、韓国特有の面白いあるあるを韓国ドラマでどんどん見つけてみてくださいね。