公開日 2020/02/06 11:59
変更日 2024/06/20 18:01
Man in casual style clothes jumping and dancing isolated on white background. Art, motion, action, flexibility, inspiration concept. Flexible caucasian ballet dancer.
2020年2月21日に公開される映画『スウィング・キッズ』。EXOのD.O.とブロードウェイダンサーのジャレッド・グライムスが共演した異色のダンス・ムービーです!作品を先に拝見させていただいた筆者が、単なる「ミュージカル映画」というジャンルには収まらない魅力をご紹介します。
間違いから収容所に入る事となってしまい、生き別れの妻と再会するために有名になろうとダンスチームに入ったビョンサム役を演じるのは、ベテラン俳優オ・ジョンセ。
『タチャ~神の手~』に続きカン・ヒチョル監督とは二度目のタッグで、監督との厚い信頼関係があることが分かります。劇中でビョンサムが1つの目標にむかって向こう見ずに頑張る姿は心揺さぶられるものがありますが、時にはやりすぎて笑ってしまう場面も。
演じるオ・ジョンセ本人はかなりユーモアに富んだ性格で、アドリブもよく入れるのだとか。共演したD.O.やパク・ヘスが「この方より面白い人はいない」と言ってしまうほど!一体どんな演技なのかは是非映画でご覧ください。
メンバーで唯一、中国語を話すシャオパンを演じるのはキム・ミノ。
シャオパンはチームのムードメーカー的役割を果たしています。
そのぽっちゃりな体型からは想像できないほどキレッキレなダンスを踊りこなすギャップは、一瞬で観客の心を鷲掴みに。出てくるたびに笑いを誘うようなシャオパンを、ここまで愛着の沸くキャラクターとして演じられたのはキム・ミノだからこそ。
何度もオーディションを重ねた末に「この役をこなせるただ一人の俳優はキム・ミノだった」と言うほど、監督のお墨付き。あなたも、観たらシャオパンを好きにならずにはいられません!
やはり見どころの一つと言えるのが軽快なタップダンスのシーン。
誰もが耳にしたことのあるベニー・グッドマンの”Sing Sing Sing ” やデビット・ボウイの”Modern Love”に合わせてリズミカルに鳴るタップシューズの足音は、観ている観客の心も躍らせます。
「音を聞くだけで胸が熱くなる」と言うほど夢中になる主人公の気持ちが分かるような気がするほど、観ていくにつれて私たちもタップダンスに没頭していきます。
また初めは完全に未経験のメンバーたちが、練習を重ねるにつれてみるみる上達していく姿は、サクセス・ストーリー大好きな私の心に刺さりました。
実際にタップダンス未経験のため、猛練習の末に撮影に臨んだというメインキャストたち。
半年間、週に3,4日の頻度でレッスンを行ったのだとか。かなり長い準備期間ですね…!
そんな渾身のダンスシーンの一部が公開されているので、気になる人はまず見てみて下さい↓