COLUMN コラム

【アレンジがすごい!】韓国だからこそ実現できた日本原作の韓流ドラマ6作

公開日 2019/07/26 13:52

変更日 2024/06/20 18:04

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日本原作の韓流ドラマは「これが日本原作!?」と原型をとどめない作品がある一方、韓国のお国柄を反映し、日本人の意表をついた秀作も揃う。そんな韓国だからこそ実現できた、アレンジの効いた韓流ドラマをセレクト。

アイドルマスター.KR(2017)

サバイバルを勝ち抜くK-POPアイドルの裏側を描く

(あらすじ)
アイドルとして人気絶頂だった双子の妹スアを、突然の事故で亡くした万年2位のマラソン選手スジは、スアのプロデューサーだったカン・シンヒョクから「アイドルになれ」と告げられる。いっぽう、練習生生活の長いヨンジュは、事務所が倒産し途方に暮れていたところ、練習に使用していたビルオーナーが新設した事務所に入ることになる。新事務所825エンターテインメントに集められたスア、ヨンジュら10人の少女たち。彼女たちは2チームに分けられ、シンヒョクが課すミッションに勝ち抜いたほうがガールズグループとしてデビューできることに! アイドルを目指す彼女たちの熱いバトルが始まる。

原作『THE IDOLM@STER』

もともとは、バンダイナムコのアイドル育成シミュレーションゲーム。日本ではアニメ化や声優陣による舞台化などメディアミックスが展開されたが、韓国での人気も高くまさかの実写ドラマ化。韓国では視聴者がメンバーを選抜するリアリティ番組が絶大な人気で、本作も主要キャストはすべてオーディションで選抜。実際に練習生やデビュー経験のあるキャストが多く、役名も彼女たちの芸名や本名のまま出演。日本人のユキカ (寺本來可)、タイ人のミントらも参加し、放送中は実際に10人組ガールズアイドルReal Girls Projectとして活動し、日本でもコンサートを開催。原作楽曲の韓国語版を披露した。
妹の死の真相を知るためにアイドルの世界に飛び込んだイ・スジをヒロインとするが、ライバルグループとの対立やメンバー格差、経済・年齢問題などK-POP業界の裏側を描き、各メンバーが抱える苦悩や葛藤にもスポットが当てられる。可愛らしいシンデレラストーリーかと思いきや、イケメン俳優のソンミンがプロデューサーとして彼女たちを鍛えていく、予想以上の熱血スポ根ドラマ。原作ファン層と韓流ドラマファン層がかけ離れており、実写化には批判もあったが、実際に視聴した原作ファンからは好評価。日本でも人気のTWICEや、オーディション番組『PRODUCE 48』からデビューを果たしたIZ*ONEといったK-POPアイドルにもこんなドラマがあるのかもしれないと思わせる。

K-POP アクション ミステリー・サスペンス ラブロマンス 韓国ドラマ 韓流

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