COLUMN コラム

【アレンジがすごい!】韓国だからこそ実現できた日本原作の韓流ドラマ6作

公開日 2019/07/26 13:52

変更日 2024/06/20 18:04

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日本原作の韓流ドラマは「これが日本原作!?」と原型をとどめない作品がある一方、韓国のお国柄を反映し、日本人の意表をついた秀作も揃う。そんな韓国だからこそ実現できた、アレンジの効いた韓流ドラマをセレクト。

シティーハンターin Seoul(2011)

ドロドロ復讐劇と恋愛を絡めたアクション活劇

(あらすじ)
1983年、ミャンマーで起きた北朝鮮工作員による韓国大統領暗殺未遂事件「ラングーン事件」。この報復のため北朝鮮へ派遣された特殊部隊員21名は、国家運営を影で支える「5人会」の裏切りにより抹殺される。唯一生き残ったジンピョは、仲間だったムヨルの子ユンソンを凄腕の暗殺者に育て上げる。成長したユンソンは、5人会に復讐するためにソウルに帰国。青瓦台の通信網チームに潜入し、復讐の機会を探るいっぽう、社会に蔓延する不正や権力者を密かに裁くシティーハンターとなる。そんなシティーハンターを追う大統領警護官のナナは、ユンソンの正体を知らぬまま惹かれていくが……。

原作『シティーハンター』

1985年に連載スタートし、30年以上が過ぎた現在でも根強い人気を誇る北条司原作の人気コミック『シティーハンター』。1987年にアニメ化され90年に放送終了を迎えるも、2019年には劇場用アニメとして復活。世界中で人気が高く、日本では実写化されていないものの、1993年にジャッキー・チェン主演で映画化されカルトな人気を誇り、さらには2019年にはフランスでも『ニッキー・ラルソン』として実写映画化。そして、唯一の実写ドラマとなっているのが、2011年に韓国で放送された『シティーハンターin Seoul』。
主演を務めるのは、同じく日本のコミック原作の『花より男子〜Boys Over Flowers』でク・ジュンピョ(道明寺司)で一躍スターとなったイ・ミンホ。北条司作品には美人のキャラクターがお約束で、『トキメキ☆成均館スキャンダル』でヒロインを演じたパク・ミニョンが相手役。そして人気ガールズグループKARAのメンバー、ク・ハラが出演。
とはいえ、タイトル以外はあまり原作の雰囲気を感じさせず、原作のコメディ要素やお色気要素を排除したシリアスなアクション活劇。幼少期から英才教育を受け、スゴ腕のヒットマンとなった主人公イ・ユンソンが、不正を働く権力者を社会的に抹殺し「シティーハンター」と呼ばれていく。父を死に追いやった裏切り者への復讐、彼を追うヒロインとのラブストーリー、複雑な出生の秘密など、韓流ドラマらしい要素が詰め込まれている。

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