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【必勝!】『愛の不時着』のヒョンビンだけじゃない!兵役で男を上げた韓国スター【忠誠!】

公開日 2020/08/02 09:29

変更日 2024/06/20 18:05

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韓国人男性であれば義務となる兵役。芸能人も例外ではなく、過去には兵役逃れや芸能人の優遇などが問題になっていた。しかし、近年は志願して兵役につく芸能人も多く、除隊後に大きく躍進することも珍しくない。『愛の不時着』で再ブレイクしたヒョンビンのように、除隊後も輝き続けるスターをピックアップ。

Flag of 9th Infantry Division (South Korea)

現在も北朝鮮と緊張関係にある韓国では、北緯38度線の軍事境界線(DMZ)を挟んで北朝鮮軍とのにらみ合いが続く。範囲は黄海側から日本海側まで約248キロメートルにもなり、境界線内には地雷原もあり、脱北者や脱走兵、敵の歩哨などと遭遇する危険もある。陸軍の多くはそんな最前線に配備されている。陸軍は各師団に別れているが、白骨部隊や必勝部隊など、それぞれに勇ましい異名がつけられており、朝鮮戦争以来の伝統や栄光が兵たちのプライドになっている。それだけに同じ師団に所属した戦友とは除隊後も深い絆で結ばれる。

ソン・ジュンギ

(사진=태양의후예 문화산업전문회사, NEW 제공)

時代劇『トキメキ☆成均館スキャンダル』でブレイクし、『根の深い木』で若手演技波俳優と呼ばれるようになったソン・ジュンギは、軍事境界線近くの江原道を守る第22師団の栗谷部隊捜索大隊に配属された。服務中には銃乱射事件に絡む脱走兵逮捕作戦などがあり実際に12人が死傷。ソン・ジュンギの安否も心配されたが、2015年に無事除隊。復帰作品の『太陽の末裔』での軍人役がハマリすぎて再ブレイクを果たす。このドラマの相手役のソン・ヘギョと結婚するもその後離婚。しかし、兵役でのイメージアップのせいか、あまり大きくは騒がれなかった。

シウミン(EXO)

https://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20190925010014071

アジア全域で人気の高いEXOの最年長メンバー・シウミンが入隊したのは第2師団。別名を怒涛部隊という。陸軍の師団は数字が若いほど歴史が古い。怒涛部隊は朝鮮戦争以前に設立され、朝鮮戦争で大活躍した由緒ある部隊。しかも、この部隊の駐屯地は江原道の楊口(ヤング)郡という山岳地帯。ここは実際には38度線よりも北にあり、それだけ北朝鮮に近い最前線となっている。険しく危険な場所でもあるので、通常の新兵訓練でもより厳しい環境におかれる。2019年5月に入隊したシウミンは、見事に訓練を乗り切り自隊配置となった。2020年12月に除隊予定だ。

カン・ハヌル

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俳優のカン・ハヌルが入隊したのは首都防衛司令部の憲兵隊。憲兵というのは軍隊の警察で、問題を起こした兵士を取り締まる役目。前線ではないものの荒くれ兵士を相手にすることもある。首都防衛司令部の憲兵ともなると、首都の軍制を守る特別部隊ともいえる。もちろん誰でもなれるわけではなく、志願者が難しい試験と訓練をパスし、兵士として規律正しい人物が選ばれる。2020年から軍事警察と名前を変えたが、ボーイズグループZE:Aのパク・ヒョンシクも合格して現在も服務中。そんな憲兵隊にいたカン・ハヌルは2019年に除隊し、2019年の地上波最高視聴率を獲得したドラマ『椿の花咲く頃』に出演し、ヒロインを支える警官役を演じて好評を博している。

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