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【ユンホ(東方神起)】ストーリーが秀逸なK-POPミュージックビデオ10選【RAIN(ピ)&JYP】

公開日 2021/01/22 23:42

変更日 2024/06/20 18:05

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東方神起のユンホが新曲でカムバック! それに先立ちRAIN(ピ)が師匠であるJYPとコラボ! 両者に共通するのがストーリー性のある完成度の高いミュージックビデオ(MV)。そこで、90年代末から韓国音楽業界を席巻した、ドラマタイズMVの名作をご紹介。どの作品も映画を見終えたかのような完成度と満足度。

Brown Eyes(ブラウンアイズ)は、2001年にデビューしたナオルとユンゴンによるR&Bデュオ。テレビ出演などをしない「仮面歌手」として活動し、代わりに公開されたこのMVが爆発的にヒット。ソウルの街中ならどこにいても必ず聞こえてくるほどに浸透し、韓国におけるR&Bブームの先駆者となった。ヒロインを巡って2人のボクサーが火花を散らす三角関係ものだが、現在は演技派俳優として名高いイ・ボムスと、同じく現在はハリウッドでも活躍する台湾俳優のチャン・チェンの競演で、『愛人がいます』などで知られるキム・ヒョンジュがヒロインを務める。ボクシングも韓国のMVで良く使われるモチーフだが、若かりし頃の2人の対決に注目。さらに後続曲の「だんだん」で物語の結末も描かれる。とにかくこの頃は悲劇で終わるのが主流。Brown Eyesはその後2002年に日韓共催サッカーワールドカップのイメージソングを日本の人気デュオCHEMISTRYと担当し国家の代表となったが、その翌年には両者の音楽性の違いから解散。しかし、R&BプロジェクトとしてナオルがBrown eyed soulを結成。さらに2006年にはガールズグループBrown eyed girlsが結成されている。日本ではダンスアイドルのイメージが強いBrown eyed girlsだが、デビュー当初はR&B路線で、本人たちが登場しないドラマタイズMVも制作されている。

K.I.S.S-女だから

K.I.S.Sは2001年にデビューした、ジニ、ミニ、ウンジという3人組のガールズグループ。日本ではほとんど知られていないが、デビュー曲「女だから(여자 이니까)」は大ヒット。グループ3人ともかわいらしいガールズアイドルだったが、あえて本人たちは出演せず、『天国の階段』のテファ役で日本でも認知度の高い俳優シン・ヒョンジュンが出演。男性カメラマンと女性美容師が恋に落ちるが、ある日美容師のヒロインが失明してしまう。手術によって視力を取り戻したものの、そのとき恋人とは消えていた。捨てられたと落ち込んでいたヒロインだが、実は彼女の手術のために彼が自分の角膜を提供していたというメロドラマの王道ストーリー。曲の内容も「愛のためなら何でも犠牲にする」というもので、韓国系アメリカ人のジニが英語版を歌ったことで英語圏でも話題となり、なんと8カ国でリメイクされたともいう世界的名曲となった。しかし、デビュー曲のヒットにも関わらず、グループの活動はわずか1年にも満たず、解散してしまう。メンバー間のケンカが原因とされていたが、15年後にメンバーのミニが「自分の恋愛問題が浮上したことが解散の原因だった」と明らかにした。まさに愛のために解散をしたということに。

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