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PENTAGONジンホも出演! 韓国人気ミュージカル「女神様が見ている」ってどんな作品?

公開日 2019/09/30 09:30

変更日 2024/09/04 16:52

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PENTAGONジンホが出演することでも話題の韓国ミュージカル「女神様が見ている」は、2013年の初演以来、今回で6回目の再演となる大人気ミュージカル。若手ミュージカル俳優の登竜門としても注目されている作、韓国ミュージカル観劇初心者にもぜひ見て欲しいおすすめの作品です!

「女神様が見ている」のストーリーは?

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無人島を舞台に南北の兵士たちの交流が描かれる感動作

ミュージカル「女神様が観ている」の舞台は、朝鮮戦争下の1950年代。
韓国軍の兵士ヨンボムとソックが北朝鮮人民軍兵士のチャンソプ、ジュファ、ドンヒョン、スンホの4人を連れ船で移送しているところ難破、無人島に流れ着く。唯一、船を直すことができるのは北朝鮮軍のスンホだが、この戦争で心に傷を負い、子供のような振る舞いをするように。
どうにかスンホに船を修理してもらいたい韓国軍大尉のヨンボム。ある時、悪夢にうなされるスンホに「この島は、女神様が守っているよ」という作り話をすると、俄然女神様について知りたがるように。そして“女神様が見ているから”いい子になろうと、兵士たちの言葉を聞き入れるようになっていく。現在の状況を脱するため、スンホの協力が不可欠な南北の兵士たちはスンホの前で女神様がいるかのように行動する「女神様が見ている大作戦」を決行することに。
最初はスンホの心を掴むため「島に女神様がいる」という作り話に乗っかり、その場しのぎに対応していた兵士たち。でも次第に自分たちの心の内にいるそれぞれの”女神様”。それは家族や恋人だった…。6人はこれにより敵味方なく心を通わせていくのだった。
果たして6人は無人島から脱することはできるのかーー。

日本語字幕サービスの回もあり&字幕なしでも事前予習で問題なし

「朝鮮戦争を背景にしているのですが、南・北どちらか一方だけを悪だと言いたくなかった。調和と共感の話を伝えたかったのです」と脚本のハン・ジョンソク。戦時下を舞台にしていると聞くと、身構えてしまうかもしれませんが、心配ご無用。映画「トンマッコルへようこそ」を例に挙げている人もいますが、笑いあり涙ありの感動作です。観る者の心に優しい余韻を残してくれます。

公演日によっては日本語字幕サービスがある回があるので、韓国観光公社のサイトをチェックするのもおすすめですが、日本語字幕がなくても、上記の簡単なあらすじと、次ページで紹介するミュージカルナンバーについて少し調べておけば、十分に作品を楽しむことができると思います。この作品で描かれているのは人と人の絆。今を生きる私たちが自然と共感できる話だから。ただ見て聞いて感じて見ても色々な発見があるでしょう。

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