チョン・イルが9年ぶりに舞台出演する『エレファント・ソング』ってどんな作品？

精神病院が舞台の心理サスペンス『エレファント・ソング』

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『エレファント・ソング』あらすじ

精神病院の院長グリーンバーグ博士は突然跡形もなく消えた仲間の医師ローレンスの行方を探すため、ローレンスの患者であり、この事件の鍵を握る唯一の人物である精神病患者マイケルと会うことに。
しかしマイケルが話すのは象とオペラの話ばかり。グリーンバーグが取引を持ちかけると、マイケルは真実を話すことの条件に、「自分の診療記録を見ないこと」「ご褒美はチョコレート」「看護師長のピーターソンを入れないこと」を要求する。グリーンバーグはピーターソンの「マイケルに注意するように」という再三の警告にも関わらず条件をのみ、マイケルの危険なゲームに引き込まれていく…

精神科医グリーンバーグと精神病患者マイケルのスリリングな会話劇が見どころ

『エレファント・ソング』はカナダの作家ニコラス・ビヨンの最初の戯曲で、2004年に英国で初演された精神病院が舞台の心理サスペンス。登場するのは精神病患者マイケル、精神科医グリーンバーグ、看護師長ピーターソンの３人。特にマイケルとグリーンバーグによる濃密でスリリングな会話劇が見どころで、本作はパリでも上演され、フランス演劇界のモリエール賞に２部門でノミネートされました。
2014年には脚本を読んでマイケル役を熱望したというグザヴィエ・ドラン主演で映画化もされています。
韓国では2015年11月にソウル大学路のDCFデミョン文化工場でアジア初上演。発売と同時に完売するほどの注目作に。その後、2016、2017年と再演を重ねてきました。
日本でも2017年に日本人キャストで上演されています。