公開日 2021/05/30 17:25
変更日 2024/06/20 18:12
http://file.osen.co.kr/article/2021/04/16/202104160920777823_6078d9cf7baef.jpg
公開1か月で100万再生を超えた、俳優キム・ソンホ出演の動画広告を制作した「イルカ誘拐団」。じわじわと笑いがこみあげてくる独自の“B級感性”たっぷりの広告映像が話題の制作会社なんです。YouTubeチャンネルでこれまでの作品をチェックしてみましょう。
この動画広告を制作したのは、「イルカ誘拐団(돌고래유괴단)」。2007年、独立映画製作をともにしていた6人でスタートした広告制作会社です。
イルカ誘拐団の作品が一躍注目を集めたのは、2016年に元サッカー選手のアン・ジョンファンを起用したキヤノンカメラの広告映像。主人公が死んでしまうという既存の概念を覆す斬新すぎる感覚、独自の“B級感性”を盛り込んだストーリー性が話題となりました。“広告業界のポン・ジュノ”と呼ばれることも。
また、過去の作品を見て信じて依頼してくる仕事を受けるという“営業をしない珍しい広告制作会社”としても知られています。
昨年2020年末には、オンラインゲームアプリ「グランサーガ」の動画広告も担当。ドラマ「椿の花咲くころ」に出演した人気子役キム・ガンフンを主人公に「演劇の王」というタイトルで制作した動画には、ユ・アイン、シン・グ、イ・ギョンヨン、オム・テグ、ペ・ソンウ、チョ・ヨジョン、テヨン、ヤン・ドングン、オ・ジョンセがキム・ガンフンと同年代の子供(体が子供で顔だけ本人…)として“有名俳優”のキム・ガンフンと児童演劇の舞台上で共演する設定で、YouTube1000万再生を突破しました。その斬新すぎるキャラ設定にもびっくりですが、舞台上で彼らが演じる役柄にも注目。シェイクスピア作品のあのキャラクターをあの俳優が…というのと、オチも何段も用意してあるのがさすがの抜け目ない感じなんです。
「イルカ誘拐団」公式YouTubeにはメイキング風映像もあるのでそちらも見逃さないで。