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【K-boardインタビュー】人気実力派俳優イ・ジェフン、10年前の主演作『BLEAK NIGHT 番人』が日本初上陸

公開日 2021/09/17 19:15

変更日 2024/06/20 19:09

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映画『建築学概論』やドラマ「シグナル」などで大人気の俳優イ・ジェフンさん。彼が10年前に主演した独立系映画『BLEAK NIGHT 番人』は韓国で高い評価を受けましたが日本未公開でした。この度、動画配信サービス「WATCHA」で初公開されたのを記念し、イ・ジェフンさんにオンラインでインタビューしました!

 

 
――当時の撮影で、忘れられないエピソードがあれば教えてください。

◆僕が演じたギテは高校生ですが、煙草を吸っている役です。当時、僕は煙草を吸っていなかったのですが、この役のために喫煙に挑戦しました。でも、吸い慣れていないから、うまく吸うことができない中、撮影のために吸い続けていたら倒れてしまって、救急車を呼ぶことになったという、笑えないエピソードがありました。当時はとても寒かったのですが、寒空の下、5~6箱も煙草を吸っていたら目が回ったんですね。自分でもビックリしたことを覚えています。

 そういったつらい経験があったので、撮影後は絶対に煙草をやめようと決意したんですが、煙草の味を覚えてしまったためか、なかなか禁煙できなくなってしまいました。今は喫煙者と非喫煙者の間を行ったり来たりしています(笑)。
 
 

 
 
――『BLEAK NIGHT 番人』は、イ・ジェフンさんのキャリアにとって重要な作品だということですが、本作で得た経験が現在にも生かされていると思うことはありますか?

◆この映画を通じて、ユン・ソンヒョン監督から多くのことを学びました。ユン監督は私にとって、とても近しい存在です。本作、そしてユン監督から、俳優としての態度や姿勢を学ぶことができました。どの作品に臨むにあたっても、自分の全てを出し切り、自分の感情の全てを注ぐこと、それを相手に対してしっかりと伝えることが演技の基本であると学びました。この作品以降も、この時に学んだことを全て適用しています。おかげで、僕はここまで成長することができたと思いますし、この学びがなかったら今の自分は存在しないと言い切れるくらい、本当に重要で大事な経験をさせていただきました。

 あとは演技観ですね。リアリズムを追及し、本物のように見せることがいかに大事なことであるか、どこまで演技を突き詰めることが必要なのかといった心構えも学びました。
 
 

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