COLUMN コラム

イ・ジュンギ主演最新作「悪の花」が2020年最大級のヒット傑作誕生の予感しかない理由

公開日 2020/07/23 21:00

変更日 2024/08/01 12:42

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7/29の夜10時50分に韓国で初放送を控えているイ・ジュンギ主演最新韓国ドラマ「悪の花」。正直このドラマ、まだ放送が始まっても無いが絶対に面白い、面白く無いわけがないと予告を観た時点で確信し、個人的にかなり期待を寄せている。今回はそんな「悪の花」が2020年最大級の大ヒット、傑作誕生の予感しかない理由に迫る!

「悪の花」が韓国で人気を集めると思う大きな要素の一つは、”夫婦を題材にしたドラマ”であるからだ。近年”夫婦”というテーマを扱ったドラマは軒並み韓国で当たっているのだ。

既婚男女のどこにでもある日常をリアルに描いたチソン主演の「知ってるワイフ」は同時間帯視聴率NO1を独走し、夫婦の関係や育児、親との関係、そして忘れかけている青春の思い出をリアルに描き出した感動作「ゴー・バック夫婦」も高い人気を博している。

そして、非地上波歴代最高視聴率を叩き出した2020年最大のヒット作「夫婦の世界」は日本にもその噂が伝わってくるほど2020年のメガヒットドラマとなった。このドラマ、単なる昼ドラさながらの”不倫ドラマ”ではない。不倫から壊れていく夫婦や親子といった人間関係、葛藤する人間の複雑な感情をリアルに描いた、夫婦とは何か?親子とは?と妙に考えさせられてしまう、まさにリアリティある作品なのだ。

https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=27959759&memberNo=39781009&vType=VERTICAL

非地上波歴代最高視聴率を叩き出した「夫婦の世界」

また、”もし自分だったらどうするだろう?”という視聴者が自分を重ね合わせられる”共感性”があったのも「夫婦の世界」が大ヒットした要因の一つ。 今韓国の視聴者が求めているのはまさにこの”共感性”であり、夢見る恋物語ではないのだ。

「悪の花」は、そんな韓国の今のドラマのトレンドにものすごくマッチする作品ではないだろうか。夫が連続殺人犯だったら・・?という衝撃的な設定でありながら、”二人の信頼と真実の話”と企画意図にあるように、夫婦愛や親子愛、信頼とは何か?といったことを問いかけ、また”自分だったらどうするだろう・・?”という視聴者の共感も獲得できることが期待されるのだ。



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Writer Nana