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【一世を風靡した女優編①イ・ヨンエ】連載コラム④:韓流・華流ブームがもたらしたライター道の転機

公開日 2022/08/16 21:00

変更日 2024/08/06 15:48

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2000年代、韓流ブームの中、毎日たくさんのスターに取材していましたが、国民的女優のイ・ヨンエさんは日本でも大人気で、来日時のエピソードも記憶に強く残っています。今回は、イ・ヨンエさんについて紹介します。

 
これまでの連載コラムはこちら↓

 
 

 
私がイ・ヨンエさんの存在を初めて知ったのは、彼女がソン・ガンホさん、イ・ビョンホンさんと共演した、パク・チャヌク監督の映画『JSA』でした。
 
 

『JSA』(2000年、韓国映画)

 
概要:
総製作費は4.5億円以上。半年かけて板門店のオープンセットを作り、板門店で起きた“事件”を真正面から描いたサスペンスドラマ。日本でも大ヒットを記録し、韓国映画ブームに拍車をかけた。北朝鮮の士官をソン・ガンホが、韓国側の兵長をイ・ビョンホンが、事件解決の鍵を握る調査官をイ・ヨンエが演じた。北朝鮮開城の南側に位置する板門店はもともと地域の名称であり、厳密には共同警備区域(JSA)が会談場の正式名称。軍事境界線を中心とした直径800mの円形状のこの地域は、公式的に国連軍と北朝鮮軍が共同警備を担当しているため共同警備区域と呼ばれ、南北双方の行政管轄権外にある特殊な地域となっている。

ストーリー:
南北分断の象徴である38度線上の共同警備区域(JSA)で起こった射殺事件。生き残った南北の兵士たちはなぜか互いに全く異なる陳述を繰り返した。両国家の合意のもと、中立国監督委員会は責任捜査官として韓国系スイス人である女性将校ソフィーを派遣。彼女は事件の当事者たちと面会を重ねながら徐々に事件の真相に迫っていくが、そこには全く予想外の“真実”が隠されていた…。


難しいテーマを扱い、ほぼ男性キャストで繰り広げられていくストーリーの中で、イ・ヨンエさんの美しさ、透明感に圧倒されました。
彼女の確かな演技力も、名優たちの中で光っていました。

そして、それから数年後、イ・ヨンエさんの名を世界に轟かせた、彼女の単独主演ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」と出合い、ご多分に漏れずチャングムに夢中になりました。
 
 

イ・ヨンエさんインスタグラムより
 
 

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