【一世を風靡した女優編①イ・ヨンエ】連載コラム④：韓流・華流ブームがもたらしたライター道の転機

単独主演ドラマで世界中を魅了

「宮廷女官 チャングムの誓い」（2003～2004年、韓国ドラマ）

　
概要：
韓国で2003年から翌年にかけて放送され、最高視聴率57．13％という記録的な人気を獲得。日本、アジア、さらに世界中で大きな反響を呼び、絶大な人気を誇る韓国歴史ドラマの記念碑的名作となった。16世紀初頭の朝鮮王朝を舞台に、チャングム（長今）の波瀾の半生を描いた時代劇。

ストーリー：
男尊女卑や身分の違いが徹底した封建的な体制のもと、身分は低いが正義感が強く、強い意志で宮中最高の料理人となり、紆余曲折の果てに、朝鮮王朝で初めて施鍼と煎じ薬作りを認められる女医となったチャングム。そして、彼女は数多くの男性医師たちを退け、女性として唯一国王の主治医となる…。

日本で放送された際の“チャングムブーム”は凄まじく、イ・ヨンエさんのファンには大勢の高齢男性も。
彼女がファンミーティングで来日した時に取材したのですが、会場の周りに長蛇の列ができており、これまでこういったイベントに参加したことがなかったという老若男女が集っているのを目にしました。
　
　

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イ・ヨンエさんインスタグラムより
　
　
チャングム＝イ・ヨンエさんと思ってしまう人も多い中、実際の彼女の印象は良い意味でサバサバしていて、細かいことは気にしないといった感じ。
その後も何度も取材したのですが、その中で忘れられない出来事がありました。