公開日 2022/10/27 12:00
変更日 2024/08/21 13:23
SHANGHAI, CHINA - MAY 28: (CHINA OUT) South Korean star actor, model and singer Lee Jun Ki attends a press conference promoting his upcoming concert on May 28, 2009 in Shanghai, China. (Photo by Li Zheng/Visual China Group via Getty Images)
毎日のように韓流スターの来日取材があったあの頃……。今、振り返ると大忙しの毎日でしたが、間違いなくライター道の転機となった時期でした。この連載では、様々な取材を振り返っていますが、今回は現在も人気俳優のコン・ユさんとイ・ジュンギさんの初々しかった“あの頃”を紹介したいと思います。
『龍が如く 劇場版』に出演したコン・ユさん。
彼は腕利きのスナイパー、パクというキャラクターを短髪姿で演じています。
パクはあるターゲットを仕留めるよう、韓国から派遣されてきた狙撃手という役どころです。
謎めいているキャラクターで、出演時間は割と短めなのですが、存在感はバッチリ。
狙撃のシーンは何ともクールで、鋭い視線がたまりません。
また、バーテンダーのようにカクテルを作る場面もカッコいいです! 爪がきれいで、思わず見とれてしまいます。
カクテルを作るシーンのメイキングがあったのですが、コン・ユさんは作ったカクテルを自ら飲み、笑顔で「マシッソヨ」と言って、スタッフに勧めます。
日本語で「ドウゾ、ドウゾ、ドウゾ」と言ったり、「イッキ! イッキ!」と促したり(笑)。
映画本編とは雰囲気が違って、カメラが回っていない時はキュートなコン・ユさん♪
来日した際は、三池崇史監督や主演の北村一輝さんたちと並んだのですが、コン・ユさんは頭一つ分くらい背が高くて、本当にスタイルが良いなぁと思った印象があります。
とても謙虚で、感じが良く、「最近はドラマの出演が多かったので、映画に出たいと思っていた時に、この『龍が如く 劇場版』に出演が決まって、嬉しかったです。日本映画に出演することができて、胸が高鳴るような思いでした。監督や共演者の方々に感謝しています。もちろん、機会があれば、また日本の映画に出演したいです」と語ってくれました。
日本映画『龍が如く 劇場版』での取材ということで、ちょっと異色な体験でしたが、2000年代の、まだどこか初々しさの残るコン・ユさんを取材できたのは貴重な経験となりました。
コン・ユさんのインスタグラムより