香港のドラマ『精武門』あらすじ&キャストをご紹介！【ネタバレ】

主演俳優の持ち込み企画が実現？！香港/台湾の共同合作ドラマ『精武門』

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香港のアクションスターとしてお馴染み、ブルース・リーが主演を務めた1972年の映画『ドラゴン怒りの鉄拳』。そのドラマリメイク作品として制作・放送されたのが、ドラマ『精武門』です。香港と台湾の共同制作で作品化された本作は、香港や台湾だけでなく中国をはじめとする53の国や地域で放送され、世界の22億人ｍの人々が視聴。また、ブルース・リーの熱狂的なファンであり、彼に大きな影響を受けていた主演ドニー・イェン自身がテレビ局に企画を持ち込み、作品化が実現したというエピソードも知られています。

作品情報

原題：『精武門』
脚本：李綺華、陳十三、邱福慶、蕭國華、何永年、莫偉健、鄧貴嬋、張國源
演出：ベニー・チャン、チェン・ワイマン、梁欣全、黄錦鈿、吴锦源、鄧衍成、李慧珠
放送年：1995年
エピソード数：全30話

香港ドラマ『精武門』のあらすじ

物語の舞台は、革命によって中国・清の時代が終わりを告げ、中華民国が設立された軍閥割拠時代。中国人同士が争い、世界の列強国が中国への疎開を拡大させる中、武術界の権力闘争もますますの広がりをみせていました。状況を見かねた武術家フォ・ユアン・チアは、祖国を助けて武術界を統一するため、上海を拠点に“精武門”なる組織を立ち上げます。一方、上海から遠く離れた農村で、年老いた父親と兄夫婦、妹つばめと一緒に暮らすチェン・ジェン。ある日、盗賊が村を襲い、家族が殺されてしまうと、チェン・ジェンは生き残った妹とともに上海へと向かうのでした。紆余曲折の末、精武門に入門することとなったチェン・ジェン。やがて、師匠フォ師父が殺されると、チェン・ジェンは犯人探しと復讐、さらに祖国のための抗日運動に身を投じていきます。そんな中、日本人女性の由美と出会ったチェン・ジェンは、彼女との許されない関係となっていき・・・？！