公開日 2020/10/29 23:13
変更日 2024/06/20 19:59
SEOUL, SOUTH KOREA - OCTOBER 08: South Korean actor Hyun Bin attends a promotional event for the 'MEDIHEAL' on October 8, 2018 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
Netflix の人気ドラマ『愛の不時着』の北朝鮮軍人リ・ジョンヒョク役で2度めの大ブレイクとなったヒョンビン。なんと今年の韓国の大衆文化芸術賞で大統領表彰を受賞!デビュー前から『私の名前はキム・サムスン』での1度めの大ブレイク、その後の軌跡まで取材裏話を交え、数回に分けてお届けします。
2005年にMBC局で放送された『私の名前はキム・サムスン』は新鮮づくしの作品で驚異の視聴率50%を突破、社会現象を巻き起こしました。それまでのヒロインは『冬のソナタ』に代表されるスリム美人で健気かつ涙が似合う…が定番。対するヒーローは、年上か同い年のハンサムかつ優しい御曹司がお約束でした。
ところが主役サムスンは30代を迎えるちょい太めのパティシエで本音全開。そんな彼女が契約恋愛をきっかけに、本気になる相手ジノンはサムスンより年下の27歳。レストランオーナーででイケメンだけど性格は生意気で高慢と言うかつてない異色の組み合わせです。
この作品でオレ様キャラのジノンが恋に落ちる変化を魅力的に演じたのがヒョンビンで、その引力に強烈に引きつけられ、2007年に出した著書「韓流マニア缶」(マガジンハウス)では、1章丸ごとヒョンビンをで取り上げました。それをベースに今回は書いているので、かなり個人的な内容のところもあります。
SEOUL, SOUTH KOREA – OCTOBER 20: Korean actor Hyun Bin attends KBS’s new drama
ヒョンビンのコメントに関しては、当時の中央日報や朝鮮日報のwebやや日本の韓流雑誌の記事から抜粋しています。ただ、もう13年前のことで、もと資料が手元になく、著書には参考資料としてまとめて記載しました。そのため、ネタ元の詳細を掲載できないので、コメントを使うべきか悩やんだのですが、ヒョンビンの人となりがとてもよくわかるコメントが数多くあったため、掲載することにしました。
当時、まだまだ一般的な知名度が低かったヒョンビンに多くのページを割くべく、編集担当さんを説得するために、「ウォンビンならぬヒョンビン!」「韓流最新兵器」「顔良し、演技良し、性格良しの新星チャン・ドンゴン」と猛プッシュしました。『私の名前はキム・サムスン』を観て、今後の韓流ブームを左右する新世代のトップランナーだと強く感じたからです。それが、『愛の不時着』でここまでブレイクして、第二のヨン様と呼ばれるまでになるとは私の目に狂いはなかったと自画自賛!もう嬉しい限りです。
BUSAN, SOUTH KOREA – OCTOBER 09: Actor Hyun Bin of ‘I am Happy’ attends the press conference of the closing film during the 13th Pusan International Film Festival at Cinematheque Busan on October 9, 2008 in Busan, South Korea. The biggest film festival in Asia showcases 315 films from 60 countries. (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)