公開日 2020/10/29 23:13
変更日 2024/06/20 19:59
SEOUL, SOUTH KOREA - OCTOBER 08: South Korean actor Hyun Bin attends a promotional event for the 'MEDIHEAL' on October 8, 2018 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
Netflix の人気ドラマ『愛の不時着』の北朝鮮軍人リ・ジョンヒョク役で2度めの大ブレイクとなったヒョンビン。なんと今年の韓国の大衆文化芸術賞で大統領表彰を受賞!デビュー前から『私の名前はキム・サムスン』での1度めの大ブレイク、その後の軌跡まで取材裏話を交え、数回に分けてお届けします。
1982年9月25日ソウルで生まれたヒョンビンは両親と兄の4人家族。本名はキム・テピョン(金泰平)。そのため、学生時代は「天下泰平」と言うあだ名で呼ばれることも。
父親は教師で堅実な家庭で、母親は子供の習い事に熱心だったようです。スターになる芸能人は貧しい育ちや複雑な家庭環境のようなマイナス要素をバネにハングリーに頑張るタイプが多のですが彼には負の要素は見当たらず。子供時代に、水泳、ピアノ、アイススケートを習っていたことを見ても比較的恵まれた家庭の出身だと見受けられます。
SEOUL, SOUTH KOREA – MAY 26: South Korean actor Hyun Bin attends during the wedding of Shin Hyun-Jun at the Grand Hyatt Hotel on May 26, 2013 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
子供の頃のヒョンビンは、本人曰く「小賢しい子供でした」
いつもどうすれば勉強や習い事をしなくて済むのか頭を回転させていたとか。
「例えばプールに行きたくなくて、サボって遊んだ後、帰りに頭を水で濡らしたんです。でも頭の後ろのほうは忘れていたので母にバレて叱られました」
6歳から10年間水泳選手をしていたそうですが、こんなふうにスキップする茶目っ気もあったという。
でも時に母親に反発しながら、ピアノも上級コースツェルニー50番まで習得したと言うからなかなかの腕前。『私の名前はキム・サムスン』でもピアノを弾くシーンがあり、『愛の不時着』ではピアニストを目指していたキャラクターを演じたヒョンビン。ベースがなければ吹き替えになっていた場面を自ら演じられたのは、子供の頃のレッスンのおかげ、母親のおかげといえそうです。
また、教育熱心な母親は、小学校時代、問題集を解くまでコミックを読ませないと言うルールを作っていたとか。そこで早く読むために、「ズルして母が隠していた回答集を書き写したら、つい“以下、省略”と言う所まで写してしまってものすごく叱られたこともありました」
今の真面目なイメージとは違う、次男ならではの要領の良さを発揮しつつも、ちゃっかり、うっかりの少年ヒョンビンがなんとも微笑ましい。