公開日 2021/04/28 14:28
変更日 2024/08/14 15:49
Hand with Award of Oscar ceremony
韓国女優として初めてアカデミー賞に輝いたユン・ヨジョン。ウイットにとんだ受賞スピーチも注目を集めました。そんなチャーミングで率直な名言を集めました。
4月26日「第93回アカデミー賞授賞式」で、映画『ミナリ』に出演した女優ユン・ヨジョン(73)が助演女優賞を獲得。なんとアカデミー賞史上初の韓国人俳優受賞者となったのです。また、アジア系俳優としては63年ぶりの大快挙!
これを受けて、元夫で歌手のチョ・ヨンナムは、26日に「news1」の取材に応じました。
「自分のことのように喜ばしいニュースであり、祝福すべき日だ」
ヨンナムはヨジョンと1974年に結婚。米国で暮らしふたりの息子に恵まれましたが、10数年後に自らの浮気が原因で離婚しています。
「これは、浮気した男に対する最高にカッコいい仕返し、復讐ではないだろうか」
「浮気した当事者のわたしは、今後もっと慎重に生きなければならないということ」
と祝福と反省と自虐のコメントを出しました。
元夫にこんな風に祝福されるヨジョン、あっぱれです!
「難しくない、痛みのない人生なんてあるわけない」
(2013年バラエティー番組『花よりお姉さん』)
「今の自分を作ったのは劣等感。学校で演技を習ってもいないし、映画を勉強してもいないので劣等感がありました。それでも台本をもらったら、本当に一生懸命練習しました」
(2021年4月3日ニューヨーク・タイムズ)
「離婚後、息子たちを養うためにどんな役でも演じようと努力しました。一時スターだったときのプライドみたいなものは気にしなかった。そのころからとても成熟した人になったようです」
(2021年4月12日フォーブス誌)
「私にとって、仕事はミッションです。なので、そのミッションがひとつ終わったときに一番の喜びを感じます。特に『ミナリ』は商業映画ではなかったためバジェットがとても少なく、たった5週間で撮りきらなければならなかったので、終わったときにはミッションがやっと終わったなとほっとしました。」
「賞を受けとる瞬間はすごく嬉しいんです。でも、ずっと賞に酔っていると前に進むことができません。ですから、私にとっての一番いい賞というのは、次の新しい仕事があるということ。それが一番嬉しい賞ですね。これは、長く俳優をやっているからわかることだと思っています」
(2021年3月ヴォーグ誌)
アカデミー賞にノミネートされて
「ストレスが溜まります。まるで自分の国のために戦っているような気がします。オリンピックのようなものです」
「私は競争、特に演技を他の人と比較することを適切なことだとは思いません。だから、私にとってノミネートするということは、すでに賞をもらったということと同じなのです」
(2021年4月ピープル誌)