ヒョンビンVSソン・ジュンギ、大ブレイク中のふたりの共通点とは？

一方、ジュンギは 2013年8月27日に入隊。所属した陸軍第22師団部隊部隊があったのは、軍事境界線のすぐ南側で、北朝鮮と激しく対峙する最前線。緊張した場所で軍務と向き合いました。
しかも、2014年６月には、同じ部隊内で銃乱射事件が起きて数人が死亡する大事件発生、ジュンキの安否が心配されました。そんな試練を乗り越えて無事に軍務を終えたのです。　　　

2015年5月26日に除隊のときの取材で「兵役中につらいことはなかったですか？」と問われ「つらいことは特になかったですね。むしろ、最前線で生活をして、俳優というより人生において良い経験になったと思います。１年９カ月間とても貴重な経験をしました」

「特に、体力がつきました。相対的に年下の友人たちと生活しましたが、負けたくなかったですから」と
語りました。

◇兵役後、凛々しい軍人役で大ブレイク

兵役後、ふたりが主演でシンドロームを巻き起こしたドラマは同じく軍人役でした。

ヒョンビンのキャリアは確実に進化。兵役に入る前に大ヒットさせた『私の名前はキム・サムスン』（0５）『シークレット・ガーデン』（10）のようなツンデレ御曹司から、復帰作となった時代劇映画『王の涙－イ・サンの決断』（14）では兵役で鍛えられた筋力で挑んだ殺陣も迫力満点で逞しい男へと変貌したのです。

SEOUL, SOUTH KOREA – APRIL 02: South Korean actor Hyun Bin attends the

SEOUL, SOUTH KOREA – AUGUST 09: South Korean actors Son Ye-Jin and Hyun Bin attend the press conference for ‘The Negotiation’ at CGV on August 9, 2018 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/Getty Images)

そして、2018年の映画『ザ・ネゴシエーション』ではテロリストに扮し危険な魅力を炸裂させ、ご存知『愛の不時着』（19）では朴訥さと凛々しさと優しさを兼ね備えた北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク役を演じ、多くの女性を魅了しました。