COLUMN コラム

韓国ドラマ『蒼のピアニスト』で競演、チュ・ジフンVSチ・チャンウクを比べてみました!(パート1)

公開日 2023/07/24 20:30

変更日 2024/08/27 13:06

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BS12 トゥエルビで放送中の韓国ドラマ「蒼のピアニスト」(水・木曜 夕方 4:00~6:00 2話連続放送)は、音楽一家に生まれた腹違いの兄弟とその母親の愛憎を描いた名作。兄役チュ・ジフンと弟役チ・チャンウクの迫真の演技バトルが熱い!(ネタバレあり)

小島で貧しい生活を送っていた小学生のジホ(チュ・ジフン)は、事故で祖母を失い天涯孤独の身となるが、実父であるプソン楽器の会長ユ・マンセに長男として引き取られる。
ジホはマンセの妻ヨンランやその息子のイナ(チ・チャンウク)と共に豪邸で暮らし始めるが、母ヨンランとマンセの愛を独占したいイナは、ジホを激しく拒絶。
まもなくジホが絶対音感を持っていることが分かると、ピアノの腕に絶大な自信を持つイナも慌てふためき、さらにはジホが自分が好意を寄せているピアノ好きなダミという少女を慕っていることを知って、ますますジホへの敵意を強めていく…。

全30話(韓国語・日本語字幕)
BS12 トゥエルビ公式サイトより

キャスト
役名:キャスト
ユ・ジホ:チュ・ジフン
ユ・イナ:チ・チャンウク
ホン・ダミ:チン・セヨン
ヨンラン:チェ・シラ

スタッフ
演出:チェ・ヨンフン
脚本:キム・スノク

©️JIDAM

※ここからネタバレあり

チュ・ジフンが演じるユ・ジホは出生の秘密を知らず小島で逞しく育ち、のちに裕福な実父に引き取られ、生まれ持った絶対音感を武器に音楽の才能を発揮していきます。

火事で他界した実父からその才能を高く評価されてプソン楽器の後継者となり、ピアニスト、作曲家としても活躍。

火事場で実の息子より先に自分を助けてくれた義母を慕い信頼していましたが、ある事件から義母が弟イナのために自分を陥れようとしていたことが発覚。さらに、火事場で自分を先に救命したのは、イナと間違えたからだと知り愕然とします。

14年間恩義を感じ信頼していた義母を疑いだしたときの複雑な心理を表現した演技、裏切りを知った後の慟哭とその後の邪心からの行動、それを後悔する気持を繊細な演技で見せて、視聴者の心を掴みました。

一方、チ・チャンウク演じるユ・イナは、両親の愛情を一身に受けてピアノのレッスンに励んでいましたが、父親がジホを長男として迎えて同居することになり、反発。しかも火事場で母親が自分よりジホを先に助けたことで、大火傷を負い母とジホを恨んでいました。
何度も手術しピアノを弾けるようになったものの小指にダメージが残り、作曲家として生きる道を目指していたとき、幼い頃の初恋相手ホン・ダミに再会。しかしダミは幼い頃からジホに好意を持っていました。父親の会社、母親、ダミまでジホに奪われたイナは憤怒の炎を燃やすのです。

本作でチャンウクは激しい感情をぶつける演技を幾度となく見せ、視聴者の心を揺さぶります。怒鳴りながら涙を流すシーンも多いのですが、イケメン度が高いだけあって、そんな表情も美しいのはさすがです。

本作ではジフンとチャンウクの演技バトルとストーリーに心を奪われずにはいられません。

■基本プロフィール

チュ・ジフンは1982年5月16日生まれの現在40歳。

©️JIDAM

チ・チャンウクは1987年7月5日生まれの36歳と、ドラマと同じくジフンが年上です。

©️JIDAM

身長はジフン187cm、チャンウク182cm。

出身地は、ジフンはソウル市チャンウクは安養市。

血液型はジフンが一般的に真面目と評されるA型、チャンウクは個性的と評されるAB型。

学歴は、ジフンが京畿大学校大衆媒体映像学部演技科で同じ大学の演技学科にはユン・シユンも。
チャンウクは檀国大学 公演映画学部。元2PMのテギョンは経済学部で同窓です。

趣味は、ジフンはゲーム、バスケットボール、水泳。
チャンウクはバイク、運動、舞台・演劇・音楽鑑賞。

■チャームポイント

ジフンの190センチ近い長身とスタイルの良さは高身長の韓国俳優のなかでも群を抜いています。すっきりした品のある顔立ちで、どんな役柄にもハマる実力派カメレオン俳優とも言われています。

チャンウクはどの角度から見ても立体的で美しい彫刻のようなフェイス。さらに鍛えあげられた胸筋や腹筋などセクシーボディの持ち主で、運動神経の良さを生かしたアクションには定評があります。演技だけでなく素晴らしい歌唱力の才能も兼ね備えているのです。

■芸能界入りのきっかけ

ジフンは高身長とスタイルの良さ、端正なルックスを生かしモデルとしてデビュー。数々のコレクションに引っ張りだこのトップモデルでした。

チャンウクは高校時代に俳優を目指し、演技を学べる大学に進学。大学ではミュージカルについて学び、短編映画制作に携わるなど演技力を磨いていきました。

■デビューからブレイクまで

ジフンは2002年に人気スターの登竜門であるシチュエーション・コメディー『ノンストップ3』に出演。本作はあのヒョンビンも出演していた人気シリーズです。

2005年ドラマ「昔の恋」で本格的に俳優デビュー。続く2006年には少女漫画原作のドラマ「宮(クン)~Love in Palace」に抜擢され大ブレイク。“もしも韓国で王室制度が続いていたら…”という架空の世界で現代に生きるプリンス、シン皇太子を演じて脚光を浴び、日本のみならずアジア各国で大人気となりました。

チャンウクは2007年オーディションに合格しミュージカルで初舞台。翌年、映画『スリーピングビューティー』でデビュー。

そして、2009年ドラマ『ソル薬局の息子たち』で末っ子役を演じ、2010年には韓国の国民的ドラマにもなった『笑ってトンヘ』で主演。アメリカに養子に出された9歳の精神年齢を持つシングルマザーとその息子トンへが韓国に帰国して新たな愛と家族を作るハートウォーミングなストーリーは、幅広い世代から絶大な支持を集めました。

トンへ役に抜擢されたチャンウクはスター街道を駆け上がっていきました。

※パート2 
■その後のキャリアと代表作に続く

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