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【2023年12月最新】本当におすすめできる韓国映画ランキングTOP30!

公開日 2020/06/26 21:00

変更日 2024/08/01 11:41

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『パラサイト 半地下の家族』をはじめ、世界から大注目の韓国映画。サスペンスやアクション、ヒューマンドラマなど多様なジャンルで名作・傑作揃い!本記事では“IMDbレーティング”や“Ranker”をもとに、本当におすすめできる韓国映画TOP30をご紹介します。

目次

第7位(同率)『チェイサー』IMDbレーティング:7.8

2008年公開の映画。2004年に発生した連続殺人事件をもとにした作品で、『哭声/コクソン』『女神の継承』のナ・ホンジン監督のデビュー作。

元刑事のオム・ジュンホ(キム・ユンソク)は風俗店を営む経営者。しかし従業員である嬢が次々と失踪するという事件が発生。事件の真相を暴くため、刑事の知識を活かして捜査に乗り出す。

本作はレオナルド・ディカプリオがリメイク権を獲得していることでも知られています。もう十年以上も経過しているので、公開はそろそろですかね?

第7位(同率)『アジョシ』IMDbレーティング:7.8

2010年公開の映画。日本でも人気の俳優、ウォンビンの主演作。

主人公で元特殊要員のチャ・テシク(ウォンビン)は小さな質屋を構えて静かに生活していたが、隣の家に住む貧しい女の子ソミに「アジョシ(おじさん)」と呼ばれなつかれる。そんなソミに対し徐々に心を開いていったテシクだったが、ある日突然ソミとその母親が何者かに拉致されてしまう。母子の行方を追うため、テシクはもう一度外の世界に出て社会の闇と闘うことに…。

冴えない質屋の主人公がソミのためにかつての特殊要員の姿に戻るところは非常にかっこよく、爽快なアクションも見応えがあります!

第7位(同率)『悪魔を見た』IMDbレーティング:7.8

2010年公開の映画。『密偵』を手掛けたキム・ジウン監督作品。

婚約者を殺された敏腕捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)は、殺人鬼ギョンチョル(チェ・ミンシク)を見つけ出し半殺しに。 しかし殺害はせず、小型マイク付きのGPSを知られないように取り付け、執拗なまでの復讐に乗り出す。

揺るぎない正義を掲げていたスヒョンが、いつしか残虐行為を平然と行うように。この凄まじい暴力描写と正義が侵食されていくさまは何ともいえない心情になってしまいます。

第7位(同率)『母なる証明』IMDbレーティング:7.8

2009年公開の映画。『パラサイト』のポン・ジュノが監督を務め、“韓国映画の権威”第30回青龍賞最優秀作品賞を受賞した作品。

知的障害を持つ息子トジュン(ウォンビン)は、ある日ナンパした少女がその翌日に死体となって発見されたことで殺人の容疑で逮捕されてしまう。日ごろから息子を気にかけていたトジュンの母親(キム・ヘジャ)は、息子が殺人など犯すはずがないと信じて警察や弁護士に相談するが、全く取り合ってもらえない。息子の無罪を証明しようと、母親は自らの手で事件を解決する決断をし奔走する。

監督が同じということもあり、衝撃的な結末や暗い世界観など『パラサイト』と通じるものがあって非常におすすめです。

第6位『タクシー運転手 約束は海を越えて』IMDbレーティング:7.9

2017年公開の映画。主演はソン・ガンホ、1980年の光州事件の際に起きた実話がもとになっている。

舞台は韓国南部の光州広域市。民主化をめぐる武装闘争の真っ最中、ドイツ人ジャーナリストのピーターを無事に送り届けるため、ソウルのタクシー運転手キム・マンソプ(ソン・ガンホ)は数々の検問を突破し政府の追っ手からピーターを守り抜く。

韓国では大ヒットを記録し、第54回大鐘賞の作品賞、企画賞を受賞。インターネットの映画批評サイトでもかなり評価の高い作品です。

第4位(同率)『殺人の追憶』IMDbレーティング:8.1

2003年公開のサスペンス映画。ポン・ジュノ監督作品で、第40回大鐘賞で作品賞、監督賞、主演男優賞などを受賞。

舞台となるのは、未だ軍事政権下だった80年代の韓国。パク刑事(ソン・ガンホ)はのどかな村で起こった連続殺人事件を担当することになるが、当時の韓国の警察の捜査は乱暴で杜撰。パク刑事もそんな警察の一人で、激しい尋問と暴力で事件を解決してきた。そんな中、ソウルの科学捜査班から派遣されたソ刑事(キム・サンギョン)が捜査の手法でパク刑事と激しく対立。はたして事件は解決するのか?そして犯人はいったい誰なのか?

スリリングで緊張感のある雰囲気が続く作品で、特に最後のシーンは衝撃的過ぎて忘れられません。やっぱりポン・ジュノ監督とソン・ガンホのコンビに外れなしですね!

第4位(同率)『お嬢さん』IMDbレーティング:8.1

2016年公開の映画。『オールド・ボーイ』のパク・チャヌクが手掛けた、エロティックスリラーに分類される作品。

サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を元に、舞台を原作のロンドンから日本統治時代の朝鮮半島に移した物語。主人公は孤児として生まれ、詐欺集団に育てられた少女ナム・スッキ(キム・テリ)。彼女は捨て子を育て日本人に売るという仕事を生業としていた。ある日、韓国系の上月一族に取り入り莫大な財産を手に入れるという話に乗り、藤原伯爵(ハ・ジョンウ)という詐欺師と手を組む。

欲望むき出しの遺産の取り合いやスッキの葛藤など、目が離せない展開が見どころ。また誰もが騙されるミステリーには驚かされます。

第3位『7番房の奇跡』IMDbレーティング:8.2

2013年公開の映画。韓国で1,200万人以上を動員し、大鐘賞では4部門を受賞した感動作。

イ・ヨング(リュ・スンリョン)は、知的障害を持ちながらも最愛の娘イェスン(カル・ソウォン)と幸せに暮らしていた。しかしある日、身に覚えのない幼児殺害の容疑をかけられたヨングは、逮捕され刑務所の7番房に収監されることに。最愛の娘と離れ刑務所で辛い生活を送るヨング。そんな中、真面目で気さくな彼の人柄に惹かれた7番房の囚人仲間たちは親子を再会させようと奔走する。

はたしてヨングの無罪は証明されるのか?そして無事最愛の娘との生活は取り戻せるのか?親子の固い絆と本作の切ないストーリーは号泣必至です!

第2位『オールド・ボーイ』IMDbレーティング:8.4

2003年公開の映画。海外ドラマを主に手掛けるパク・チャヌクが監督を務め、第57回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリなど『パラサイト』に次ぐ評価を受けている作品。

オ・デス(チェ・ミンシク)は平凡なサラリーマンだったが、ある日の帰り道に突然誘拐され15年間も小部屋の中で監禁されてしまう。さらに監禁中に妻が殺され、自分がその犯人に仕立て上げられてしまうのだった。15年後に突然デスは解放され、一連の犯人であるウジン(ユ・ジテ)への復讐を誓う。果たして復讐は成し遂げられるのか?そしてウジンの狙いとはいったい何なのか?

話が進むうちに明らかになるウジンの狙いは衝撃的で、「後味が悪い!」と思う方もいるかもしれません。しかし、ストーリーは巧妙に作られていて非常に面白い映画です。

第1位『パラサイト 半地下の家族』IMDbレーティング:8.6

2019年公開の映画。ポン・ジュノ監督が手掛け、記録的大ヒットした作品。
ポン・ジュノ監督とソン・ガンホがタッグを組んだのはこれで4度目で、アカデミー賞4部門受賞、カンヌ国際映画祭では最高賞を受賞するなど、韓国映画史上最も高い評価を受けた。

全員が失業中のキム一家は半地下の家で貧しい暮らしをしていたが、ある日長男のギウ(チェ・ウシク)がIT企業のCEOであるパク氏の豪邸に家庭教師として足を踏み入れたことで、一家のとんでもない作戦が始まる…。

現代の韓国の格差社会を風刺する内容でありながらも、ポン・ジュノ監督らしい予想不能な展開と描写でとても引き込まれてしまう作品です。

最後に

いかがでしたか?
ヒューマンドラマから考えさせられる映画まで幅広く紹介しました。どれも面白いのでぜひチェックしてみてくださいね。

記事再編集:michiru

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