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ここだけ頑張りどころ！母音＆子音

どうしても覚えなければならない、英語でいうとアルファベットにあたるハングルの母音と子音。
数が多く感じるかもしれませんが、一つを覚えれば関連するものも自動的に覚えられるようなルールがあるので、いったんまずは目を通してみてください。

とりあえずいったん目を通して、あとはアプリで勉強しよう！

基本の母音

ㅏ 「ア」
ㅣ 「イ」
ㅡ 「ウ」
ㅜ 「ウ」
ㅓ 「オ」
ㅗ 「オ」


ㅑ 「ヤ」
ㅠ 「ユ」
ㅕ 「ヨ」
ㅛ 「ヨ」

なぜ「ウ」や「オ」が二つもあるの？と思うかもしれませんが、実は実際には発音が微妙に異なります。
ですが、読むだけであれば「ウ」や「オ」と単純に覚えて問題ないので、いったん深く考えず丸暗記してしまいましょう。

子音と組み合わさる時には、縦長のものは左側に子音を書き、横長のものは上に子音を書きます。
例) ㅇ＋ㅓ→어　　 ㅇ＋ㅗ→오

筆者は「ウ」と「オ」の母音がなかなか区別がつかず苦労しましたが、「オ」とよむ2種はどちらも点の部分が子音に向いていると覚えました。


「ヤ」行については、ア行の形に一本短い線を加えた形になっていますので、ア行を覚えればすぐにわかるようになります。

例）ㅏ（ア）→ㅑ （ヤ）

合成母音

合成母音は、上で紹介した基本の母音の組み合わせになっています。
例）ㅏ + ㅣ = ㅐ

ㅐ 「エ」
ㅒ 「イェ」
ㅔ 「エ」
ㅖ 「イェ」

こちらも「エ」と読むもの、「イェ」と読むものが2つずつあり、実際には微妙に発音が異なります。
筆者は、とにかく縦線が2本出てきたら「エ」、縦線2本、短い横線も2本なら「イェ」と覚えました。

以下はWの音の母音です。
こちらも「ㅗ + ㅏ = ㅘ」という風に、2つの母音の組み合わせになっています。
ちなみに子音と組み合わさる際は、左上に子音を書きます。
例）〇＋ㅞ → 웨

ㅘ 「ワ」
ㅟ 「ウィ」
ㅢ 「ウィ」
ㅙ 「ウェ」
ㅚ 「ウェ」
ㅞ 「ウェ」
ㅝ 「ウォ」

子音

母音と組み合わさり音を形成したり、パッチムとして使われます。
※筆者の覚え方も参考に書いています。

ㄱ　k / g (か行、が行) →カタカナの「カ」の一画目に似てるからk
ㅋ　kʰ (か行)
ㄲ　kk (っか行)

ㅅ　s (さ行) →漢字の「人」に似てるから、「人はサ」で覚える
ㅆ　ss(っさ行)

ㄷ　t / d (た行、だ行) →「t」に見えなくもない
ㅌ　tʰ (た行)
ㄸ　tt (った行)

ㄴ　n (な行) →ひらがなの「ん」に見えなくもないからn

ㅎ　h (は行) →フタがついているように見えるから、フタのフ

ㅁ　m (ま行)→漢字の「口」に似てるから、mouth(マウス)のm

ㄹ　r / l (ら行)→左右反転させたら「ら」に似てる

ㅂ　p / b (ぱ行、ば行)→「ぱ」って言うときの口の形に似てる
ㅍ　pʰ (ぱ行)
ㅃ　pp (っぱ行)

ㅈ　ch, j (ちゃ行、じゃ行) →人が手を広げて「ジャ」ンプ
ㅊ　ch(ちゃ行)
ㅉ　jj(っちゃ行)

ㅇ　ng (無音)※発音しない

以上ですべてです！

「ㄱ」と「ㅋ」と「ㄲ」など、似た発音になるものは形も似ています。
「ㅋ」は「ㄱ」よりも強い発音になりますが、基本的にはどちらも「か行」だと覚えてOKです。
「ㄱ」が二つ連なった「ㄲ」は、発音する前に小さい「っ」が入るイメージです。