公開日 2020/07/04 15:58
変更日 2024/07/31 14:02
韓国ドラマが大ブームですが、韓国発の本も注目を集めています。 受験戦争、熾烈な競争社会や長時間労働など、抱えている問題や文化が似ている日本と韓国。だからこそ共感できる部分も多いんです。韓国でも大ヒットした、韓国本初心者さんにもオススメの4冊をご紹介します。 たまには活字に触れてみるのもいいかも。
いつも自分に自信がなくて、ぼんやり死にたいと思っているのに、おなかがすいてトッポッキが食べたいとも思う。はっきりしない私の心はどうなっているんだろう。不安神経症に悩む著者が精神科医との会話を通して見つめる自分自身の姿に共感の嵐! 韓国で40万部を超えた大ヒットノンフィクション待望の邦訳。1日中憂鬱に感じられる日だって、些細なことに笑っていい。相反する気持ちを抱えることが、生きているという事だから。
気分障害と不安障害を抱える女性が、精神科医とのカウンセリングをしているやりとりが描かれていて、実際に自分もそのカウンセリングに立ち会っているかのような感覚になります。
誰にでも、急に気分が落ち込んだり、周りの目を気にしすぎてしまう時があると思いますが、そんな不安定な心をありのまま描き韓国で話題となった一冊。
「死にたいけど、トッポギは食べたい」いい題名。死に対してトッポギって落差デカいし矛盾してるけど人生ってこんな感じだよね、矛盾してることが多い、些細なことで絶望したり喜んだり。診察記録を読むって言うのはなかなか面白かった、隣に座っているお母さんみたい。
私とは違うなと思うところもありつつ、一方でそうまさにそう!私の心そのまま!って奇跡のように感激できるところもあり、読んでて何度か泣きそうになった。それなりに学歴もあり職業もあり、恋人もいて、それでも自分の中の穴が埋められず死にたくなるような夜はある。 韓国の女性は自分に自信があるように見えたんだけど、案外日本人と同じようなことで悩んでるんだなぁ。こんなめんどくさいことで悩むなんて私だけだろうと思ってたりもしたけど、これがベストセラーになるということは意外にみんな同じなのか
「BTSのRMの枕元にもあった」と話題の一冊。
誰もが抱く、暗い辛い気持ちに寄り添ってくれるお守りのような存在の作品です。
라이프스타일,여자,주말
訪れた韓流ブームに乗って、ドラマだけでなくぜひ素敵な本にも手を伸ばしてみてください。
きっと心に寄り添う言葉に出会えます。
心が温かくなるようなヒューマンドラマならこれ!
『82年生まれ、キム・ジヨン』で再び共演するコン・ユとチョン・ユミが出演!