COLUMN コラム

【隠れた名作】『ディア・マイ・フレンズ』は全世代の心に響く珠玉のヒューマンドラマ

公開日 2020/09/17 08:00

変更日 2024/07/31 15:41

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2016年に韓国で放送されたヒューマンドラマ、『ディア・マイ・フレンズ』。 「国民の母」や「国民のおばあちゃん」と呼ばれるような大御所俳優が多数出演し、老後の"青春"をありありと描いたドラマです。 日本ではあまり知られていない隠れた名作であるこの作品をご紹介します。

あらすじ

ナンヒ、ヒジャ、ジョンアは幼い頃からの親友同士。ある日、チュンナムの店で小学校の同窓会が開かれる。運転手として駆り出されたナンヒの娘ワンは老人たちにこき使われ、うんざりしている。そんななか、ヨンウォンも現れる。彼女はナンヒと大親友だったが、ある日を境に犬猿の仲となってしまった。ナンヒとヨンウォンはまたしても言い争い、取っ組み合いの喧嘩に発展する。
一方、ワンはヨーロッパに暮らすヨンハと毎晩のようにビデオチャットで語りあっている。彼とは結婚間近だったが、ある理由から別れを選んだのだった。しかし、おたがいに相手への想いは残っていて……。

出典元:https://kntv.jp/program/synopsis/kn000682/

売れない作家のワンを中心に、ワンの家族、恋愛、ワンと母親ナンヒとの関係、ナンヒやその同級生の抱えるそれぞれの悩みなど、どの世代が見ても共感できるポイントがたくさん。
認知症、病気、不倫など現実的なトピックが多く登場しますが、同時にシニアになっても人生を謳歌する姿も描かれ、「シニアベンジャーズ」とも評されている作品です。

キャスト

http://program.tving.com/tvn/dearmyfriends/7/Board/View?b_seq=11&page=1&p_size=10

●コ・ヒョンジョン(ナンヒの娘、パク・ワン役)
『女王の教室』『レディプレジデント〜大物』『善徳女王』『キツネちゃん、何しているの?』
●コ・ドゥシム(チャン・ナンヒ役)
『嫁は崖っぷちアイドル』『上流社会』『伝説の魔女』
●キム・ヘジャ(チョ・ヒジャ役)
『優しくない女たち』『ママに角が生えた』『宮』
●ナ・ムニ(ムン・ジョンア役)
『魔女の城』『気分の良い日』『ワン家の家族たち』『彼らが生きる世界』
●ユン・ヨジョン(オ・チュンナム役)
『本当に良い時代』『棚ぼたのあなた』『私の心が聞こえる?』
●シン・グ(キム・ソッキュン役)
『月桂樹洋服店の紳士たち』『百年の遺産』『オレのことスキでしょ。』
●チョ・インソン(ソ・ヨンハ役)
『大丈夫、愛だ』『その冬、風が吹く』『春の日』『バリでの出来事』
●イ・グァンス(ユ・ミノ役)
『大丈夫、愛だ』、『ライブ ~君こそが生きる理由~』など
●ダニエル・へニー(マーク・スミス役)
『私の名前はキム・サムスン』など

など

https://www.facebook.com/tvNdearmyfriends/photos/a.960186444070973/992770017479282/?type=3&theater

メインのキャストの平均年齢は60代という異例の作品。
様々なドラマで見たことのある名女優たちが集結していて、さすがの演技力を見せつけています。

特別出演として、チョ・インソンやイ・グァンスが出演していますが、特別出演とは名ばかりと思えるほど出演シーンも多く、ファンの方もきっと満足できるはずです。

受賞歴

2016年韓国放送批評賞ドラマ部門大賞
2016年第9回コリアドラマアワーズ作家賞- ノ・ヒギョン
2017年第21回YWCAが選んだ良いTV番組賞大賞
2017年第53回百想芸術大賞 TV部門ドラマ作品賞
2017年第53回百想芸術大賞 TV部門脚本賞-ノ・ヒギョン

脚本は、『大丈夫、愛だ』『この冬、風が吹く』などを手掛け、ヒューマンドラマに定評のあるノ・ヒギョン。
作品賞と脚本賞を受賞した「百想芸術大賞」は韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる権威ある賞です。

俳優 女優 百想芸術大賞 視聴率 韓国ドラマ 韓流

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