公開日 2020/10/17 22:32
変更日 2024/08/09 18:04
ビルボードTOP100で韓国アーティストとして初めて1位を取るなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのBTS(防弾少年団)。 日本でも音楽番組への出演や、特集が組まれることが増えてきましたね。 7人組の彼らですが、最年長メンバーのジンにフォーカスしてご紹介します。これを読み終わる頃にはきっとジン君のファンになってるはず!
BTSのメンバー内では最年長らしくないふざけた姿ばかりのジンですが、メンバー以外の人のいる場では非常に礼儀正しく気遣いができ、グループの長兄としての役割を立派に果たしている姿を見ることができます。
BTSを手掛けたパンプロデューサーもインタビューで、「みんな性格が変化したが、JINは変わっていない。とてもとても常識のある子だ。メンバーが基準線の外に出て行かないよう、面倒をみてくれる。」と語っていました。
ジンと関わったことのある人はよくジンの人柄や礼儀正しさを絶賛していますし、番組の中でスタッフと関わっているちょっとした姿からもそれが伝わってくる場面が度々あります。
ジンはもともと俳優志望だったこともあり、歌やダンスについては全くの初心者レベルからのスタートでした。
BTSの大きな魅力の一つにカッコいいダンスパフォーマンスが挙げられますが、ジンは当初歩くだけでも不自然、と言われるほどダンスが苦手でした。
<薄紫色の上下を着ているのがジン>
もともと練習量が多いことで有名なBTS。さらにメンバーの中には、釜山芸術高等学校の現代舞踊科に通っていたジミンや、地元でストリートダンサーとして有名だったJ-HOPEもいて、ダンスレベルは非常に高いグループです。
そんな状況の中で他のメンバーと遜色なく踊れるようになったジンの努力がどれほどのものだったか想像すらできません。
SUGAは昔早朝に作業を終えて宿舎に戻ってきたところ、誰かが歌を歌ったあと「すみません」と謝っているのを聞いたそう。気になって見に行ってみると、眠っているジンが夢の中で歌の練習をしながら謝っていたんだそうです。
普段静かに寝るジンがそんな風にするなんて、いったいどれほどのストレスを抱えていたんだろう、と語っていました。
2016年に発表されたジンのソロナンバーであるAwake。
サビの歌詞の一部は彼の日記の中の言葉が使われたそうで、この曲の歌詞は、普段明るいジンからは想像できない彼の葛藤を表していると言われています。
歌詞の和訳の一部分をご紹介します。
——–
多分僕は 空を飛ぶことはできない
あの花びらのように
翼が付いたように舞うこともできない
多分僕は 空に触れることはできない
それでも手を伸ばしていたい
走ってみたいんだ もう少し
——–
「花びら」という歌詞が出てきますが、この後に「六輪の花」という言葉も登場するため、
花びら=六輪の花=BTSの自分以外の6人のメンバー、と考えることができます。
そう考えると、とても切ない歌詞だということがわかります。
切ないメロディがジンの声によく合っています