公開日 2021/08/19 12:19
変更日 2024/08/02 17:44
https://www.hankyung.com/entertainment/article/2020012388564
韓国の歴代の王の中でもっとも有名で、最も愛されていると言われる「世宗大王」。現在1万ウォン札に描かれているあの方です。その世宗大王が、ハングルを創製するまでにフォーカスした大ヒット歴史ドラマ『根の深い木』の、あらすじやキャスト、見どころなどをご紹介します。
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『根の深い木』は、朝鮮王朝四代王の世宗大王がハングルを創製するまでの物語。脚本は、同じく大ヒット歴史ドラマ『善徳女王』の脚本を手掛けたキム・ヨンヒョンとパク・サンヨンが担当し、最高視聴率27.3%を記録した新感覚のミステリー時代劇です。
Vによるムヒュルのモノマネシーンが話題
https://star.mt.co.kr/stview.php?no=2021080408391560305
BTSが配信するオリジナルバラエティ番組、Run BTS!の中では、『根の深い木』に登場する武士「ムヒュル」のモノマネシーンが登場し話題に。過去にもJ-HOPEによる同シーンの再現場面がありました。ARMYも必見のドラマです。
1418年、譲位により朝鮮王朝4代王として世宗(セジョン)イ・ドが即位する。しかし、軍権を中心に実権は前王である太宗(テジョン)イ・バンウォンが握っていた。王権強化のため、有力な臣下をことごとく粛清してきたイ・バンウォンは、イ・ドの義父であるシム・オンとその一家を反逆罪で処刑する。シム家の使用人の息子のトルボクは幼なじみのタムと逃げ出すが、途中で離ればなれになってしまう。
月日は流れ、1446年。イ・ドが父を殺した張本人と思い込んでいたトルボクは、カン・チェユンと名を変えて、イ・ドへの復しゅうを胸に武官として宮中に勤務する。
そのころ、宮中では、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々に殺害される事件が起きていた。イ・ドから直々に事件捜査を任されたカン・チェユンは、その過程で王権をけん制する秘密組織“密本(ミルボン)”との闘争に巻き込まれる一方、文字創製事業の中核を担う女官で、幼いころの記憶により口がきけないというソイが、タムであることに気付く。
“粛清”で権力を維持した父、イ・バンウォンとは異なり、イ・ド(世宗大王)はより寛大で、民のことを考えた政治を行っていた。そんなイ・ドが取り掛かっていた最大の事業が、現在まで使われる韓国独自の文字であるハングルを作ることだった。
当時の韓国では漢字を用いていたが、文字数が多く、一般的な市民は漢字を読むことができなかった。イ・ドは民のことを思い、「文字が読めれば、農作物を増やす方法を知ることができる」として、表音文字であるハングルを創製しようとしていたが、文字が読めるという特権を失うことを恐れた権力層から大きな反対を受ける・・。
宮中で起こった殺人事件の犯人は?秘密組織”密本”を率いているのは誰なのか?謎解きが楽しい、ハングル創製をめぐるミステリー歴史ドラマです。
韓国、世宗時代。
ハングルを作ろうとする人々。
阻止しようとする人々。
その戦いを描いたドラマ。
1話1話が長く24話まであり、チラっと見るには長いです。
でも長さを感じさせないものがありました。
なんと言っても出演者達の魅力と演技の確かさ。
最終話では泣きそうになりました。
個人的には大好きな出演者達に眼福。
最後のトルボクとタムのシーンがエモい。
韓ドラ歴史モノはチャングム以来だったけど面白かった!登場人物の個々の正義と苦悩が丁寧に描かれ演じられていました。推理あり、どんでん返しあり、アクションあり、スイーツ要素は無いけどイケメンは出てます笑