COLUMN コラム

【最新版】韓流サスペンスドラマ視聴率ランキングTOP20

公開日 2020/11/20 18:00

変更日 2024/06/20 20:42

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視聴率が低い場合でも、面白いドラマはたくさんあります。 そうは言いつつ、やっぱり気になるのが視聴率。一番わかりやすい指標ですよね。 今回は2017年以降の韓流サスペンスドラマから、平均視聴率順に上位20作品をご紹介いたします。※地上波、ケーブルテレビ(有料放送)の区別はしていません。

目次

第6位 2019年『Vagabond/バガボンド』 平均視聴率:13.0%

あらすじ

元スタントマンのチャ・ダルゴンは並外れた身体能力を持っています。
唯一の肉親である甥を養うため、収入が安定しないスタントマンを辞め、タクシー運転手に…。
そんな事情を伝えられないまま、甥は飛行機事故で帰らぬ人となってしまいました。

悲しみにくれる彼は、ひょんなことから、飛行機事故ではなく、テロの可能性があることに気付きます。
その後、事故の遺族たちが集まる場所で大使館職員コ・ヘリと出会いました。
ヘリが何か隠していると感じたダルゴンは、彼女がテロに関わっていると疑うのです。

ところが、当の彼女は国家情報院のエージェントでした。
それを知ったダルゴンは、テロの調査を彼女に強く頼むのですが…。

キャスト

チャ・ダルゴン/役:イ・スンギ
コ・ヘリ/役:ペ・スジ
キ・テウン/役:シン・ソンロク
ほか

おすすめポイント

『九家の書-千年に一度の恋-』のイ・スンギとペ・スジが、再び息のあった共演を見せてくれます。
とくに、可憐な少女のイメージがあったペ・スジは、本作で美しい大人の女性に!
また、スパイサスペンスとして、スケールの大きさ、多彩なアクションシーン、スピード感のある展開と、一気に見れてしまうこと間違いなし!な作品になっています。

第5位 2017年『品位のある彼女』 平均視聴率:12.7%

あらすじ

嵐の夜に財閥家アン・テドンの大邸宅でひとりの女性が殺されました。

殺されたのはパク・ボクジャで、テドンの介護人から後妻にのし上がった人物です。
警察が目をつけたのは、アン家の家族全員……はたして誰がボクジャを殺したのか?


時は遡ったある日、アン家の次男の嫁アジンは、テドンの介護人としてボクジャを雇います。

見た目は素朴で方言丸出しのボクジャでしたが、どこか棘のある態度に長男の嫁チュミや家政婦たちは嫌悪感を覚えます。

そんなアジンとテドンはボクジャを気に入っていましたが、詐欺で服役していた過去を知ってしまうのです。

キャスト

ウ・アジン/役:キム・ヒソン
パク・ボクジャ(パク・チヨン)/役:キム・ソナ
アン・ジェソク/役:チョン・サンフン
ほか

おすすめポイント

韓国セレブへの取材を重ねており、実話をもとに本作を執筆、今一番ホットな作家の巧みな脚本は圧巻です。

セレブだから品位があるわけじゃない、あなたの人生そんなに間違っていないんだよ、あなた素敵に生きているよがテーマとなっています。

自分の人生に幸せを感じることのできる、ドラマに込められた素敵なメッセージが秀逸です。

第4位 2019年『ドクター・プリズナー』平均視聴率:13.2%

あらすじ

テガン大学病院に勤務する外科医のナ・イジェは、優秀な腕を持ちあわせており、患者を第一に考え周囲からも信頼されていました。

ところがある夜、交通事故に巻き込まれた妊婦を救うため緊急手術を行うのですが、事故を起こした張本人であるテガングループ常務のイ・ジェファンに因縁をつけられて。病院を追われてしまうのです。

それから3年後、麻薬所持で逮捕されたジェファンは刑務所への移送中に交通事故に遭いますが、そこに現れたのはイジェだったのです。

キャスト

ナ・イジェ /役:ナムグン・ミン
ハン・ソグム/役:ナラ
ソン・ミンシク/役:キム・ビョンチョル
ほか

見どころポイント

初回から最終話までの同時間帯視聴率1位を獲得し、2019年KBS演技大賞においてミニシリーズ部門優秀男優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人女優賞、ベストカップル賞の5冠達成しています。

第14回ソウルドラマアワードでは、韓流ドラマ優秀作品賞、第12回コリアドラマアワードでは新人女優賞を受賞するなど多くの高い評価を得た話題作です。

HELLOVENUSでアイドルとしても活躍したクォン・ナラが精神科医役を好演している点も人気の所以です。

第3位 2018年『リターン―真相―』 平均視聴率:17.4%

あらすじ

テレビ番組「リターン」の司会者で、やり手弁護士でもあるチェ・ジャヘ。
「リターン」は、実際にあった過去の事件を振り返るTVショーです。
彼女は、1人の新人刑事が犯したミスによって、本当は別の真犯人がいたかもしれない事件を紹介しました。

そのミスを犯した刑事トッコ・ヨンは、現在では検挙率No1の刑事。
ですが、「リターン」で、自身の過去の汚点をほじくり返され、悔しい思いをするのです。

そんな時、ある女性の殺人事件の容疑者として4人の御曹司が浮かび上がってきました。
捜査を担当することになったトッコ・ヨシ。
そして、容疑者たちの弁護人はチェ・ジャヘ。
お互い反感を抱きつつも、やがて事件の恐ろしい真相へと迫っていくのです。

キャスト

チェ・ジャヘ/役:パク・ジニ(8話までコ・ヒョンジョン)
トッコ・ヨン/役:イ・ジヌク
オ・テソク/役:シン・ソンロク
クム・ナラ/役:チョン・ウンチェ
ほか

おすすめポイント

悪役にも焦点をあて、意外な展開と複雑な人間関係など見どころ満載。

ちなみに8話で主演女優が交代するという異色の作品でもあります。コ・ヒョンジョンと制作陣の対立があったそうですが、バトンタッチしたパク・ジニが、さすがの演技力で見事に”新”チェ・ジャヘを演じ切っています。

第2位 2019年『椿の花咲く頃』平均視聴率22.5%

あらすじ

のどかな町「オンサン」に引っ越してきた、誰もが釘付けになるような美女ドンペク。
実は彼女はシングルマザーです。
スナック「カメリア」を開きその美貌ゆえ、男たちの憩いの場になります。
妻の権力が強い街であるため、「カメリア」で男たちはゆっくりとリラックスをするように。

一方、ソウルで警察官をしていたヨンシクは警官になる前から優秀で数々の賞を授与されていました。
しかし、正義感が強いため捕まえた犯人をマスコミの前で殴ってしまい、オンサンに左遷されてしまいます。

そこで偶然、本屋で出会ったドンペクに一目惚れしたヨンシク。
さらにカメリアで再会し、ますます惚れ込んでいきますが……。

キャスト

オ・ドンペク/役:コン・ヒョジン
ファン・ヨンシク/役:カン・ハヌル
カン・ジョンニョル/役:キム・ジソク ほか

見どころポイント

本作は、シングルマザーでも新しい恋に踏み出せるのかというラブコメ要素にサスペンスを加えた面白いストーリーです。

「2019年KBS演技大賞」ではコン・ヒョジンが大賞、カン・ハヌルが男性最優秀賞を受賞するなど12冠を達成しました。
キャストたちの魅せる演技に斬新なストーリーが視聴者たちの心を掴みました。

第1位 2017年『被告人』 平均視聴率:28.3%

あらすじ

検事であるパク・ジョンウは、愛娘の誕生日を祝う夢から目を覚まします。
なんと目を覚ました場所は収容所で、周囲には受刑服を来た男たちがいました。
記憶が無く、状況が分かっていないジョンウに、「家族を殺したせいだろう」と男たちが告げます。

4か月前。
大企業の経営者である双子、チャ・ミンホとチャ・ソンホ。
ある殺人事件が起こり、ソンホは、普段から素行の悪いミンホが犯人であると疑い、自首することをすすめました。
ミンホはこれを断り、逆にソンホを窓から突き落としてしまうのです。
双子であることを活かし、自分が死んだことにしてしまおうと遺書まで書いて画策しました。
これから、ソンホとして生きていくためです。

ジャンウ検事は、自殺したとされるミンホの死に疑いをもち、さらなる調査を進めます。
悪事の露見を恐れるミンホは、真実究明に対してあらゆる妨害工作を行うのですが…。

キャスト

パク・ジョンウ/役 :チソン
チャ・ミンホ/役:オム・ギジュン
チャ・ソンホ役/:オム・キジュン
ソウンヒェ/役:クォン・ユリ
カン・ジュニョク/役:オ・チャンソク
ナヨンヒ/役:オム・ヒョンギョン
ほか

おすすめポイント

役作りのために徹底的な減量を行ったチソンの演技は、やはり素晴らしいの一言。
脇役もみな個性があり、全員血の通ったキャラクターと感じられます。
ロマンス的な要素は少ないので、目いっぱいサスペンスに集中できるのも魅力です。
どんどん追いつめられていく主人公に、見ている方にも思わず力が入ってしまうでしょう。

韓国ドラマでしか味わえないサスペンスドラマを楽しもう!

サスペンスでもロマンス要素のある作品が多くなっていますが、1位の『被告人』は、ほとんどロマンスが無いというのも不思議です。
また、どの作品も、それなりに多くの製作費でつくられているためチープさがありません。
是非これを機会に、韓国ドラマでしか味わえないサスペンス作品を楽しんでみてはいかがでしょうか?

ミステリー・サスペンス 韓国ドラマ 韓流

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