公開日 2021/05/10 11:00
変更日 2024/06/20 20:45
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2009年に韓国で放送され人気を博したドラマ『善徳女王』は、放送から10年以上経った今でも新しいファンを増やしています。そこで今回は、新しくファンになった人にも『善徳女王』をもっと知っていただくために、主要キャストと最終回までのあらすじ、レビュー評価や視聴方法などをご紹介します!
善徳女王
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出典元:BSフジ
朝鮮半島が新羅・高句麗・百済に分裂していたころ、新羅の王政はミシルに握られていました。北斗七星の星である開陽星が2つに分かれたとき、真平王と王妃マヤの間に双子の女の子が生まれます。しかし、双子は王室の男系を滅ぼすといわれ……。
ミシルは、「北斗七星が8つになる時に自分を脅かす者が現れる」という予言はこの双子を暗示していると確信し、もうひとりを殺すよう兵を動かします。
それを知った真平王は、マヤの侍女ソファに双子の片方を連れて逃げるように命令します。先々代の王の忠臣ムンノの協力もあり、ソファはミシルが放った刺客のチルスクから逃げ延びます。
15年後、双子の妹はトンマンと名付けられ、砂漠でソファを母親と思い一緒に生活していました。追い続けたチルスクはトンマンを見つけ殺そうとしますが、逃げる2人は流砂に巻き込まれ、離ればなれになります。
一方、双子の姉チョンミョンは、ヨンスとの子を身ごもりひっそりとチュンチュを出産します。チョンミョンもムンノを探すための旅に出たところ、そこでトンマンと出会います。
お互い姉妹だと知らないまま、二人はユシンと出会い、共にソラボルへ向かいます。
月日は流れ、男装して龍華香徒の郎徒になったトンマンと宮殿に戻ったチョンミョンは、姉妹とは気づかず会っていました。
しかし、トンマンは女性だということがばれて、お互いに真相をすべて知ってしまいます。トンマンは自分が呪われた存在だと落胆しますが、自分のためにすべてを捧げたユシンと共に逃げる決心をします。逃亡中に追手に見つかり、危機一髪のところをピダムに救われました。
ミシルらも王女の双子の妹の存在を知り、命を狙い始めました。トンマンを狙った毒矢が、チョンミョンに当たり、チョンミンは命を落とすことに。
王となる道を選んだトンマンは王女として認められます。
復耶会が再開しピンチに陥ったユシンでしたが、それはミシルの罠でした。ユシンは自分の民のため王女との結婚をあきらめ、ミシル側の家門の娘と結婚します。
悲しみにくれるトンマンでしたが、ミシルとの頭脳戦に再び勝利し、負けたミシルは反乱を起こします。その反乱の中で敗北を確信したミシルは、毒を飲んで自害します。トンマンは女傑の死に涙を流しました。
トンマンが女王に即位し、新羅に平和が戻りました。しかしピダムは、密かに活動する復耶会を使い、ユシンを排除しようとたくらんでいました。
自ら罰を受けにきたユシンに、トンマンは密命を与え百済へ潜入させます。
嘘の情報を流した罪でユシンは死罪になりかけますが、ウォルヤは復耶会を率いて新羅に降伏。
新羅は相次いで敗戦し、状況を打破するにはユシンの力が必要だと感じたトンマンは、ユシンを釈放して上将軍の身分に戻し、戦地へ送り出します。
トンマンは自分を慕い続けているピダムの恋心に気づき、彼との婚姻を公式に宣言します。しかしピダムは唐の使臣との密約がチュンチュによって明るみになり、仲間の裏切りにあい窮地に立たされます。
ピダムは、自分を殺害しようとした刺客がトンマン側の兵士であることを知り、彼女に裏切られたと勘違いをしてしまいます。そして女王の廃位を決定して、トンマンに宣戦布告をします。
トンマンは「残り少ない余生を共に過ごそう」とピダムに手紙を書いたばかりのことでした。
トンマンはユシンにピダム討伐を命じます。ピダムは瀕死の状態となり、血の涙を流しながらトンマンへ近づき、あと少しのところで息絶えます。ピダムの壮絶な最後に涙したトンマンは、その場で倒れてしまいました。
ユシンと一緒に静養に出かけたトンマンは、自分の人生を振り返りながら息を引き取ります。
時が経ち、ユシンは故人を懐かしみます。彼が語ったのはトンマンが見た夢の話でした。それは、少女時代のトンマンを抱きしめる女性の夢。その女性は、幼い自分がのちに味わう運命と果てない苦しみに涙を流す女王トンマンでした。