公開日 2021/01/30 17:00
変更日 2024/06/20 20:46
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韓国の時代劇を観ているとよく出てくる、どこかで観たことのある人……そのくらい知名度の高いチェ・ジョンファン。俳優生活30年以上のキャリアを誇り、時代劇の王様や癖のある脇役を演じさせたらこの人の右に出る人はいないでしょう。今回は、チェ・ジョンファンのプロフィールとおすすめのドラマをご紹介します。
荘厳なオープニングが特徴のこの作品は、2001年から2002年にかけて制作・放送された全150話の長編大作です。
チェ・ジョンファンは、女たちの熾烈な争いに巻き込まれる気弱な王・中宗を演じ、「SBS演技大賞助演男優賞」を受賞しました。王様役が似合うイメージは、ここから始まったと言っても過言ではありません。
王族と伎生との間に生まれたナンジョンは美しく聡明な女性に育ち、両班ユン・ウォニョンと出会い、彼の側室となります。ナンジョンはウォニョンの血縁である中宗の妃文定皇后の忠臣となり、宮中の権力闘争を勝ち抜き栄華を極めます。
しかし文定皇后の死後、後ろ盾を失ったナンジョンとウォニョンには暗雲が立ち込めます……。
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朝鮮第19代の王である粛宗の妃であった淑嬪崔氏ことトンイ(同伊)の、波乱万丈の人生を描いた時代劇。『宮廷女官~チャングムの誓い』や『オクニョ 運命の女(ひと)』でおなじみ、イ・ビョンフン監督作品です。日本でも人気のハン・ヒョジュがトンイを演じました。
チェ・ジョンファンは、粛宗の側室であるチャン・ヒビン(イ・ソヨン)と組みトンイを陥れようとしますが失敗し死罪となるチャン・ムヨル役で出演しています。
1600年代の朝鮮王朝。罪人の濡れ衣を着せられた父を殺され、天涯孤独となったトンイ(ハン・ヒョジュ)は、九死に一生を得た後、宮殿に奴婢として勤めに出ることになります。
数年後、トンイはひょんなことから王様の身分を隠していた粛宗(チ・ジニ)と出会います。それからというもの、トンイの身にさまざまな災難が降りかかり……。
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イ・ビョンフン監督の代表作である『ホジュン~宮廷医官への道』のリメイク版です。賤民として生まれたホ・ジュン(キム・ジュヒョク)が、身分制度の壁やライバルの嫉妬を乗り越え、耐え忍び、医官を目指し成長していく物語です。
チェ・ジョンファンは、ホジュンとともに命を救うことに邁進する御医(王の主治医)のヤン・イェス役を演じました。時にホジュンを優しく見守る父親のような眼差しが素敵でした!
軍人の子に生まれながら庶子で生母の身分が低いため、生きる希望を持てないホ・ジュン(キム・ジュヒョク)は、ならず者のような生活をしていました。
そんな中、名医ユ・ウィテと出会い、厳しい修行の末医官になります。彼の出世をよく思わないユ・ウィテの息子ドジ(ナムグン・ミン)に妨害されても、めきめきと実力をつけていきます。
愛する妻と母と共に暮らしていましたが、彼には計り知れない困難が待ち受けているのでした。