公開日 2021/02/25 18:31
変更日 2024/06/20 20:47
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ユ・オソンも韓国ドラマ好きの方にはおなじみの俳優ではないでしょうか。長い下積み生活を経て映画『友へ、チング』でスターとなった彼は、その後たくさんの作品に出演。悪役が多いですが、実際は優しい笑顔の持ち主です。今回は、そんなユ・オソンのプロフィールに加え、ドラマ・映画の代表作をご紹介します。
若手実力派俳優キム・ウビンと、”国民の妹”と称されている元Miss Aのスジが恋人役を演じるラブストーリーです。
韓国ドラマならではのすれ違いやヒロインを襲う過酷な運命などが満載で、王道だからこそハマってしまうこと間違いなしのストーリーです!
大人気スターであるシン・ジュニョン(キム・ウビン)は、幼いときに離ればなれになったノ・ウル(スジ)と再会します。しかし、彼女はお金の好きなプロデューサーに変貌していました。
ジュニョンは過去を知られたくないためにウルを突き放しますが、ジュニョンは余命3ヶ月の宣告を受け、ウルに「3ヶ月間本気で恋愛しよう」と告白をします。
ウルはジュニョンの事情も知らず、軽い気持ちで引き受けます。しかし、2人の行く先は困難ばかりで……。
ロマンティックなラブストーリーですが、この中でユ・オソンは異彩を放つ役どころを演じます。国会議員のチェ・ヒョンジュンとして登場、ジュニョンの過去に関連する人物として悪役ぶりを存分に発揮しています。
俳優ユ・オソンをスターダムにのし上げた、記念すべき作品です。脇を固める共演陣も、チャン・ドンゴンやソ・テファ、チョン・ウンテクなどが勢揃いし、不変の友情やヤクザの抗争などを安定した演技力で見せつけます。
舞台となった時勢と相まって、実に完成度の高い作品です。
1976年の釜山。ヤクザの息子ジュンソク(ユ・オソン)、葬儀屋の息子ドンス(チャン・ドンゴン)、優等生のサンテク(ソ・テファ)、お調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)は、小学生のころからの仲良し。1度離ればなれになりますが、高校で再会します。
ある日、ジュンソクとドンスは教師の発言に逆上して学校を飛び出し、不良と殴り合いをして退学処分になります。
8年後、ジュンソクは父の死をきっかけに裏社会へ入り、ドンスもジュンソクの家と対立するヤクザと盃を交わします。日に日に激しくなる組同士の抗争、ジュンソクとドンスの2人の友情はどこへ……。
ユ・オソンは、釜山のヤクザの息子である主人公のジュンソクを演じています。
ケンカのシーンでの怖いほどの凄み、チャン・ドンゴンとの対決など、見どころは盛りだくさん。
ラストシーンで、「ヤクザはかっこ悪くちゃだめなんだ」と友人サンテクに向かって語ったセリフは忘れられません。
ユ・オソンのプロフィールと代表作をご紹介しました。
近年の彼も、変わらず悪役街道をひた走り、若手俳優の敵役としてドラマで観ないときはありません。
しかし、実際の彼は「『友へ、チング』に対する関心や褒め言葉は意外だった(中略)私自身、演技がうまいと思ったこともなくただ40歳まで自分を作っていく過程だと信じてきた」と語っていたほど、謙虚な人物です。
安定した演技力があるからこそ、悪役が似合うのでしょうね。最新作の情報はつかめませんでしたが、次の作品では何の役に扮するのか楽しみです!