公開日 2021/02/25 18:05
変更日 2024/06/20 20:47
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 04: South Korean actor Kim Sung-Min arrives for the opening ceremony of the 17th Busan International Film Festival (BIFF) at the Busan Cinema Center on October 4, 2012 in Busan, South Korea. The biggest film festival in Asia showcases 304 film 75 countries and runs from October 4-13 (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
ゴルフのセミプロから俳優への転身、薬物依存、自殺未遂……。 波瀾万丈な人生を駆け抜けた俳優キム・ソンミンのプロフィールから出演作品まで、一気にご紹介します。 ※なお、『順風産婦人科』に子役として出演していたキム・ソンミンとは人物が異なります。
名前:キム・ソンミン(本名:キム・ソンテク)
職業:俳優
生年月日:1973年2月14日(享年43歳)
出身地:韓国ソウル市
家族構成:父、母、姉2人
身長:180㎝
学歴:ソイル大学社会体育ゴルフ科卒業
ゴルフのセミプロを経たのち、テレビドラマにて俳優デビュー。
デビュー作が大ヒットし、一躍人気俳優の仲間入りを果たします。
2013年に3歳年上の歯科医イ・ハンナと結婚し、子供も産まれています。
ソウル市江南の裕福な家庭に生まれたキム・ソンミンは、両親の勧めで幼いころからゴルフを初め、大学卒業後ゴルフのセミプロになりました。
その後怪我で引退し、俳優の道へ。
芸能活動開始当初は広告モデルとして活躍していましたが、2002年のMBSドラマ『人魚姫』で俳優デビューを果たすと、一躍スターダムにのし上がります。
その後はドラマや映画のみならず、バラエティや時代劇などに幅広く出演し、活躍の場を広げていきます。
しかし2010年に違法薬物の使用によって警察に逮捕され、その後一度はドラマに復帰したものの、5年後の2015年に再び違法薬物使用容疑で起訴・実刑判決を受けます。
キム・ソンミンは、2016年6月24日未明に自宅の浴室で意識を失い倒れているところを、妻からの通報を受けて駆けつけた警察によって発見され、救急車で病院に搬送されました。
応急処置を行ったものの、低酸素による脳の損傷が著しく、2日後の26日に脳死判定を受け、帰らぬ人となりました。
キム・ソンミンは過去に薬物依存を繰り返すなど、精神的に不安定な面があり、ファンからはたびたび心配の声が上がっていました。
警察の捜査の結果、自殺を試みた形跡があったことから、当時メディアではキム・ソンミンが夫婦喧嘩ののちに自殺を図った可能性が高いと報じられました。
脳死判定を受けたあと、生前のキム・ソンミン本人の意向に従い、5人の患者に臓器提供が行われました。
この日は、『ファンタスティック・カップル』で共演したオ・ジホやキム・グァンギュなどの芸能人が多く弔問に駆けつけ、故人の死を悼みました。
また、数日後にソウル市内で営まれた告別式には家族や知人ら約100人が参列し、キム・ソンミンは多くの人に見守られて天国へと旅立ちました。