公開日 2021/05/31 17:24
変更日 2024/06/20 20:56
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『月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~』出演のチャ・インピョが、実在した名家の当主を演じた時代劇『名家』。「韓国時代劇って気になるけど話数が多いからなかなか」と躊躇している方にもおすすめのこの作品は全16話のコンパクトさ。あらすじやキャスト、視聴方法をご紹介していきます。
1636年に起こった清との戦争の影響で大勢の避難民が慶州に流れ込みました。
この地の両班・チェ・ジンリプが家財を使って避難民たちに粥を提供する中、彼の孫・チェ・グクソンは一人の少女ダニに出会います。
追っ手から逃げていたダニはグクソンに別れの挨拶もできず、姿を消すことに……。
王にも信頼されていたグクソンの祖父・ジンリプが王の命で戦地に赴き、亡くなったころからチェ家は衰退していくことに。
両班としてのプライドを守るよりも、現実を見ることが大切だと考えたグクソンは、自らの手で金を稼ごうと賭場へ向かいますが、そこで喧嘩沙汰を起こしてしまいます。
助けてくれた富豪・ギルテクに誘われ、彼の商団に加わったグクソンは、彼の娘であるハン行首の店の仕入れを担当することになりました。この時のグクソンは知りませんでしたが、彼女・ハン行首は幼い頃出会ったダニだったのです。
一方、武科に合格して捕盗庁(日本の警視庁にあたるような存在)の職を得たウォニルも、業務に勤しむ中でハン行首と出会い、彼女に魅かれていきます。
慶州を出て、金で両班の身分を手に入れていたウォニルの父・ジャチュンは、権力者のウォニョンに近づきます。
ギルテクに取り入ることができなかったジャチュンは、ハン行首を陥れようと計画しており、ウォニョンもまた彼女の実父が亡くなった陰謀に関わっていたのです。
ウォニルが阻止しようと動くも、虚しく捕らえられてしまうハン行首。グクソンはついにハン行首とダニが同一人物だと知り、救出へ向かいます。
陰謀の主犯に勘づいたギルテクは、ウォニョンの元へ……。
火事でギルテクが亡くなり、ウォニョン・ジャチュンの企てによって、品と店を取り上げられたダニたち。
思いを止められずウォニルはダニに告白しますが、ダニはグクソンとともに慶州へ行くことを選んだため、ウォニルのグクソンへの恨みは募るばかりです。
しかし、故郷・慶州に戻ったグクソンは両親にダニとの関係を反対され、ダニは静かにグクソンの元を去ります。
たびたびジャチュンに邪魔されながらも多くの人の協力を得て農業を軌道に乗せ、再び栄えたチェ家。
グクソンには家族もでき、家の主として暮らしていました。
そんなチェ家は凶作の年に再び窮地に陥ります。養蚕を始めることを思いついたグクソンは東莱府に向かい、悲しい別れをしたダニとそこで偶然の再会をするのでした……。