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【SM・JYP・YG・HYBE】韓国大手芸能事務所を徹底解析!所属アーティストや特徴は?

公開日 2020/11/16 20:30

変更日 2024/07/31 16:14

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現在日本の音楽番組にもKPOPグループが数多く出演し、KPOP界で活躍する日本人メンバーの増加などもあり、再度注目を浴びているKPOP業界。今回は、【SM・JYP・YG・HYBE】韓国大手芸能事務所を徹底解析!所属アーティストや各事務所の特徴などをお届け!注目グループや新人グループなどもご紹介!

https://naver.com/84kdh/221707590233

言わずと知れた世界的グループBTS(防弾少年団)が所属し、今世界が注目する芸能事務所といえば、Big Hit エンターテインメント。作曲家でプロデューサーのパン・シヒョクがJYPエンターテインメントから独立し、Big Hit エンターテインメントを設立した。“Music & Artist for Healing” 「音楽とアーティストを通じて人々に癒しと感動を与える」がキャッチコピー。

2019年の営業利益は、韓国の芸能事務所大手3社のSMエンタテインメント(404億ウォン)とJYPエンターテインメント(435億ウォン)、YGエンターテインメント(20億ウォン)の合計を上回る驚異的な数字を叩きだしている。オンラインに非常に強く、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも上半期(1~6月)に過去最高水準の業績を収めたことも明らかにしている。

BTSのデビュー当時、東方神起や少女時代、BIG BANGといった大手事務所所属グループがK-POPというジャンルを確立していた。当時小さな事務所だったBig Hitは、国内ではまだそれほど認知度が高くないBTSを、先に海外に連れていって地位を築き、その成功の上に韓国市場での影響力を高める「逆輸入方式」という戦略をとった。更に、BTSがデビューする前からソーシャルメディア戦略を仕掛けていて、練習や食事の様子などメンバー達の普段の姿をTwitterやYouTubeなどSNSで積極的に配信するなど、何よりもファンを楽しませる身近な存在としてあり続け、ビジネスモデルの中心は常に「ファン」である。

https://www.kpopmonster.jp/?p=43069

メンバー達が楽曲制作に携わり、新アルバムが発売される度、自分たちの音楽、自分たちの伝えたい事に加え、うまくその時代のトレンドを取り入れてきた為、BTSはKPOPに囚われずジャンルは“BTS”と言われる。

「24時間で最も視聴されたYouTubeビデオ」、「24時間で最も視聴されたYouTubeミュージック・ビデオ」、「24時間で最も視聴されたK-POPグループによるYouTubeミュージック・ビデオ」の3つのギネス世界記録を持ち、「ビルボードミュージックアワード」でトップ・ソーシャル・アーティスト賞に輝くなど、その人気と影響力は規格外。『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』が、アメリカの週間アルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位に輝き、非英語圏の歌手が入りにくいチャートに挙げられていた、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で、デジタルシングル「Dynamite」が初登場1位を記録するなど、KPOP界の歴史を数々の記録で塗り替えている。

Big Hitの主力ビジネスがBTSであることは言わずもがなだが、近年では、独自のファンコミュニティアプリ「Weverse」や、ゲーム、スターバックスなどとのコラボなど“間接参加型”ビジネスも拡大中だ。

更に後輩達の育成にも力を入れている。2019年、BTSの弟分として約6年ぶりにボーイズグループ TXT(TOMORROW X TOGETHER)が誕生。“怪物新人”として、各アワードの新人賞を総なめにしただけでなく、音盤も好調なセールスを記録した。更にSource Music(レーベル)とSuperb(ゲーム)の買収に続き、NU’ESTやSEVENTEENの所属事務所として知られるPledis(レーベル)の株式まで買収し、マルチレーベルとしてエンターテインメント業界の構図を変える歩みを続けている。

そしてBig Hitと、JO1 、IZ*ONEら数多くの人気グループを輩出した『PRODUCE』シリーズを企画するCJ ENMの強力な2社がタッグを組み、壮大なスケールで行われたサバイバルオーデション番組『I-LAND』から、注目の歴代級7人グループ「ENHYPEN」が2020年11月デビュー。

https://twitter.com/BELIFTLAB/status/1322553955981746176/photo/2

CJ ENMとBig Hitの合作法人であるBELIFT LABからデビューした「ENHYPEN」

公式SNS開設からわずか48時間で「ENHYPEN」メンバーたちが直接投稿するツイッターのフォロワーが、71万6千人を超えるなど熱い人気を得ている。
さらに、2022年はSOURCE MUSICから、IZ*ONEの元メンバーであるサクラ(宮脇咲良)、キム・チェウォンらが参加するガールズグループLE SSERAFIM(ル セラフィム)がデビューしただけでなく、HYBEが設立したSM所属アーティストのアルバムコンセプトを担当した経歴のあるミン・ヒジンによる新レーベル『ADOR』からガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)がデビュー。
続いて日本法人HYBE LABELS JAPANから、『I-LAND』出身のK、TAKI、NICHOLAS、EJ4名を含む9人組のグローバルボーイズグループ&TEAM(エンティーム)がデビューした。
BTSはもちろんだが、マルチレーベル化が進み最強となったHYBEの今後の躍進は続きそうだ。

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Writer Nana