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ウィリアム・フォン主演!中国ドラマ『蘭陵王』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

公開日 2022/02/10 18:00

変更日 2024/06/20 21:17

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戦乱の中国南北朝時代を舞台にして、悲劇の運命を背負った英雄の半生を描いたラブロマンス時代劇『蘭陵王』。主演のウィリアム・フォンはこの作品を通して世界進出を果たし、今や中国を代表する国際俳優になりました。今回は、そんな本作のあらすじやキャスト、視聴方法についてご紹介します!

本作は、2013年の中国放送時に視聴率1位を記録し、アジア中で大ヒットした超大型時代劇ドラマです。
中国・香港・台湾・日本のトップクラスのスタッフとキャストが集結し、ハイクオリティな作品に仕上がっています。
その人気は凄まじく、ドラマの世界観や美しい映像美に多くの視聴者が熱狂しました。

蘭陵王は、中国では美男子の代名詞にもなるほどの人物で、雅楽や宝塚歌劇団の演目にもなっています。
そのような美しい男性が主役ということもあり、本作では俳優陣も美男子揃い。

主演の蘭陵王を演じたウィリアム・フォンは勿論のこと、蘭陵王と対立する周の皇帝を演じたダニエル・チャン、ジョージ・フーなど、脇を固める俳優陣からも目が離せません。

『蘭陵王』のあらすじ

西暦557年、南北朝時代の黄河壺口一帯に楊堅が現れました。
戦争の影響で荒れ果てた地に五色の鳳凰を飛ばすと、その鳥は楊堅を白山村へと導いていきます。
五里霧の術によって世間から隔絶された白山村は、豊富な作物が育つ肥沃な地で、そこには村民が幸せに暮らしていました。

そしてそこは、巫族の天女の一族が開いた場所でもありました。
彼らには不思議な能力があり、未来を予言することができたのです。

平和のために朝廷に尽くした時代もありましたが、天下統一を果たすと天女の力を他に渡さないようにするため、その矛先が巫族に向き始めます。
生き延びた巫族は、俗世間から離れて安住の地を探し求めました。
その結果、一族の滅亡を免れるため、彼らは白山村でひっそりと暮らすようになったのです。

一方、その一族の血を引く楊林氏と会った楊堅は、今後10年の世の移り変わりを予言してもらいます。
巫族は楊堅の一族のかつての長老に大きな借りがあり、10年に1度だけ彼らを占うという約束を交わしていました。

占いによると、これからの10年の戦乱の世の鍵を握る人物は、周の重臣・宇文護、周の皇帝・宇文邕、斉の皇太子・高緯と高長恭(蘭陵王)の4名であることが分かります。

特に高長恭は、皇族でありながらも情け深い人物で、類稀な美貌をを兼ね備えた上に勇猛果敢な軍神として称えられていました。
この乱世で最も将来有望な人物でしたが、楊林氏は彼が兄弟の手にかかって悲運の死を遂げる運命にあると予言。

その占いを隠れて聞いていた少女・雪舞のところへ、五色の鳳凰が羽ばたいて近づきます。
その音に気づいた楊林氏は少女を叱りつけます。
一方の楊堅は、その少女が鳳凰と戯れる様子を見て、彼女が只者ではないと感じるのでした。

彼は堪らず、「あの少女は天女となる運命の娘では?もしや、蘭陵王と縁があるのでしょうか?」と尋ねます。
楊林氏は焦った様子で否定し、「あの娘は絶対外には出さぬし、巫族の使命を担わせる気もない。」と答えるのでした。

雪舞は鳳凰に「蘭陵王、あなたはとてもいい人よ。おばあ様の占いはとても当たるけど、運命に勝てるように祈ってるわ。」と話しかけていました。
楊堅はその無邪気な少女を見つめます。

それから10年。
壺口関では、高長恭が見事な知略で周軍を打ち破ります。
そして、その戦いで傷を負って疲れた愛馬を癒すために、近くにある秘境の温泉へと足を運びました。

美しい大人の女性へと成長した雪舞は、相変わらず楊林氏に叱られる日々を送っていました。
その日の楊林氏は一段と厳しい物言いで、成人の儀のための帯ができるまで決して外出してはいけないと、きつく言いつけます。

そして楊林氏は遠くを見つめます。
「五里霧よ、雪舞を守っておくれ。どうか運命の人に会わせないでくれ。」と悲しそうな表情で呟きました。

やがて雪舞は運命に導かれるかのように、逃げ出した鶏を追いかけて村の外へ出てしまいます。
そして楊林氏の予言通り、2人は秘境の温泉で出会います。
ところが、愛馬と湯に浸かる高長恭の美しい後ろ姿を見た雪舞は、女性と勘違いして一緒に湯に浸かり始めたのです……。

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