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アカデミー賞候補の韓国人女優 ユン・ヨジョンって? 南果歩と共演も。英語が堪能な73歳のプロフィール

公開日 2021/03/23 11:58

変更日 2024/06/20 21:22

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日本時間3月15日夜に第93回アカデミー賞ノミネートが発表され、アメリカに移民として渡った韓国人家族を描いた映画『ミナリ』が作品賞初め、6部門にノミネートされ、大きな話題となっている。

第3シリーズは現在韓国で放送中の『ユンステイ』。今回は韓国の全羅南道・求礼(クレ)に韓国文化を体験できる伝統家屋の客室に、韓国に滞在している外国人を招いておもてなしするという趣向になっている。日本では3月29日からMnetで放送される。
『ユン食堂』を見て驚かされたのは、ユン・ヨジョンのキッチンでの手際の良さと、英語力。プロフィールにもある通り、結婚を期に引退してひとりの主婦、母親として生活しており、また当時アメリカに滞在していたことで英語を習得したとのこと。ドラマや『花よりお姉さん』では見えなかったユン・ヨジョンのパーソナリティを見せたという点でも『ユン食堂』の功績は大きいのではないだろうか。

『ユンステイ』エピソード1ハイライト

映画『ミナリ』物語のカギを握るちょっと変わったおばあちゃん

映画『ミナリ』でユン・ヨジョンが演じるのは主人公夫婦の妻の母親スンジャ。孫の面倒を見てもらうために韓国から呼び寄せられたのだが、早くに夫を亡くし気ままに生きてきたため、子どもの世話や料理などはあまり得意ではなく、孫のデイビッドに花札を教えたり、プロレス中継に夢中になるちょっと変わったおばあちゃんだ。
この映画での演技が高く評価されたユン・ヨジョンは「シアトル映画批評家協会」助演女優賞をはじめアメリカで22の賞を獲得している。
助演女優賞候補となったアカデミー賞でも最有力候補と目されており、受賞した場合64年ぶりのアジア人女優となり、もちろん韓国人としては初めての栄冠となる。

次回作

ユン・ヨジョンは現在次回作『パチンコ』(AppleTV+)の撮影中。日本語・韓国語・英語で製作されるこのドラマにはイ・ミンホ、南果歩らが出演する。
南果歩はユン・ヨジョンのノミネートの報を受けて自身のインスタグラムにユン・ヨジョンとのツーショット写真を投稿。「もう嬉しすぎて、そしてこんなに素晴らしい先輩と新作で共演させて頂き、本当に幸せです」とコメントを寄せている。

70代になって新たな魅力が発見され、世界的に知られるようになったユン・ヨジョン。これからますます活躍の場が広がっていくだろう。「演技派」女優としてだけではなく『ユン食堂』でみせた素顔もぜひもっと知ってもらえる機会になれば、と思う。

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女優 韓国映画 韓流

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