【韓国ドラマ】『１％の奇跡』2003年版＆2016年版を徹底比較！

2003年版と2016年版の違いは?

ホームドラマとラブコメという設定の違いや、13年という時代の流れからか、キャラクターの設定にもさまざまな違いが。
比べてみると、韓国ドラマに描かれてきた家族の姿や、社会なども見えてきます。

2003年は同居が当たり前でしたが・・・

2003年当時の韓国では、成人しても家族と同居するのが当たり前の社会。しかもホームドラマなので、ジェインもダヒョンも家族と同居しています。しかもダヒョンの家には親友のヒョンジンも同居。
それが2016年版では、ジェインは一軒家で、ダヒョンは屋根部屋で一人暮らしをしています。
また、ジェインの母親のキャラクターが大きく変化。
2003年版では、祖父には絶対服従の典型的な「大家族の嫁」だったのが、2016年版ではジェインを後継者にするために積極的に祖父とコミュニケーションを取る積極的な女性に。

キャラクター設定の小さな差としては、2003年版のジェインは企画室長だったのが、2016年版では理事(代表）に。これも若くして成功する人たちが増えた時代背景もあるのでは。
ダヒョンは2003年版では中学校教師で電車で通勤していましたが、2016年版では郊外の小学校の教師に。

職業観にも違いが…?

2003年版のダヒョンの親友ヒョンジンは研修医でしたが、2016年版ではブティックの経営者に。ホームドラマとラブコメ、という設定の違いもあると思いますが、憧れの職業観が変わってきたのもあるのでは。

また、ジェインから契約交際を提案されたダヒョンは、ジェインに条件を出しますが、2003年版のダヒョンは優秀な教え子の留学費用を負担してくれるように言います。一方2016年版では“推し”の新人歌手ジスの活動の手助けや、事務所との契約の改善に手を貸してくれるよう頼みます。
この流れも今風、なのでしょうか…?

『1%の奇跡』　ここで観れる！

『1%の奇跡』、現在配信中のサイトは、

2003年版は　Amazon Prime VideoとU-NEXT
2016年版は　Amazon Prime Video、ABEMA VIDEO、Netflix、dTV、U-NEXT

です。

興味があったら是非見比べてみてくださいね。

最後に・・・

ドラマ『1%の奇跡』についてご紹介してきました。
比較、と書きましたが、どちらがいい、と比べるのではなく、どちらも魅力的で素敵なドラマなので、同じ原作でもいろんな描き方があるんだなーと思って、楽しんでみてはいかがでしょうか?