韓国映画「1987、ある闘いの真実」あらすじ＆キャスト紹介｜豪華キャストが集結！実話ベースの闘いの物語

「1987、ある闘いの真実」とは

公開からわずか1ヶ月余りで、観客動員数700万人を突破した韓国映画「1987、ある闘いの真実」。

「白頭山大噴火」のハ・ジョンウ、「タクシー運転手　約束は海を越えて」のユ・ヘジン、「新感染半島　ファイナル・ステージ」のカン・ドンウォン、「お嬢さん」のキム・テリなど、豪華キャストが出演しています。

そんな本作は、軍事独裁政権下に実際に起こった事件がモチーフ。「ファイ　悪魔に育てられた少年」のチャン・ジュナンが監督を務めています。

「1987、ある闘いの真実」あらすじ

1987年1月、全斗煥大統領による軍事独裁政権下の韓国。北に恨みを持つ南営洞警察のパク所長（キム・ユンソク）は、少しでも北との関係を疑われた者に対して非道な拷問を行っていました。

そんな中、ソウル大学の学生運動家（ヨ・ジング）が取調べ中に死亡。警察は隠蔽のために速やかに火葬にまわそうとしますが、疑いを持ったチェ検事（ハ・ジョンウ）が司法解剖を命じます。

その結果、学生は拷問致死だったことが判明。しかしパク所長は2人の刑事に罪を着せ、警察署ぐるみの組織的な拷問の実態を隠蔽しようとします。

それを知った新聞記者（イ・ヒジュン）や刑務所の看守らは、真実を明らかにしようと奔走しますが——。

①ヨニ役：キム・テリ

ヨニの役柄

刑務所の看守ハン・ピョンヨンの姪。叔父に頼まれ、指名手配中の民主運動家キム・ジョンナムに情報を渡す手伝いをすることに——。

キム・テリの代表作

《映画》「お嬢さん」（2016）「リトル・フォレスト　春夏秋冬」（2018）
《ドラマ》「ミスター・サンシャイン」（2018）

②イ・ハニョル役：カン・ドンウォン

イ・ハニョンの役柄

学生運動家。学生デモの最中に偶然ヨニと出会い、2人は距離を縮めていきます。

カン・ドンウォンの代表作

《映画》「MASTER／マスター」（2016）「華麗なるリベンジ」（2016）
《ドラマ》「1％の奇跡」（2003）

③チェ検事役：ハ・ジョンウ

チェ検事の役柄

ソウル大学の学生が取調べ中に死亡した事件の担当検事。警察は遺族にも遺体を見せないまま火葬の申請をしましたが、チェ検事がそれを疑問に思い検死解剖を命じます。

ハ・ジョンウの代表作

《映画》「チェイサー」（2008）「哀しき獣」（2010）
《ドラマ》「H.I.T. -女性特別捜査官-」（2007）