台湾ドラマ「ドリームメーカー」あらすじ＆キャスト｜ディラン・クォ×サモ・ハン共演豪華アクションドラマ

狙うのは悪人のみの痛快詐欺師ストーリー

ファン・イートゥが脚本、コゥ・ハンジェンが監督を務める本作。甘いビジュアルを持つディラン・クォとアクションスターのサモ・ハンが豪華共演している点はもちろん、ストーリーも安定の面白さです！

悪人からしかお金を取らない詐欺師集団が、困難に陥りながらも目的達成するストーリーは痛快そのもの。

またヒロイン・ムーティに夢中なキャッシュが可愛いラブストーリー要素を演出しています。キャッシュを騙そうと近づいた過去のあるムーティは、なかなか素直に心を開こうとしないのですが、キャッシュは諦めません。

彼女のために白い風船をたくさん用意し、マンションの屋上から飛ばして、彼女の思い出の雪景色を再現するロマンティストな一面も。

甘さと痛快さを兼ね備えたストーリーに注目です。

香港の大スター、サモ・ハンの演技が光る！

本作は、当時純愛ラブストーリーが多かった台湾ドラマの中では異色のアクション・ラブストーリー。

ディラン・クォの育ての親であるオヤジさんを、ブルース・リーに声を掛けられ「燃えよドラゴン」で共演したこともあるサモ・ハンが務めています。

サモ・ハンといえば、尊敬するブルース・リーへのオマージュとして製作した映画「燃えよデブゴン」が有名で、ぽっちゃりした体型からは想像もつかないキレのあるアクションで観客を魅了しました。

1978年に一作目が公開された「燃えよデブゴン」はシリーズ化され、サモ・ハンは2015年公開の映画「おじいちゃんはデブゴン」で63歳とは思えない変わらぬアクションを披露しています。

そんなアクションの名手であるサモ・ハンは、本作でもその腕前を披露。圧倒的な存在感を見せ、物語をリードしています。

ちなみに、「燃えよデブゴン」は2020年に香港映画「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」として、ドニー・イェン主演でリブート。日本からも竹中直人や渡辺哲ら大御所俳優が出演しているほか、「フォーリンラブ」のバービーも出演しています。